コロナウイルス感染症の拡大は重大な局面を迎えています。全世界での感染者数は40万人、国内でも1200人を超えました。爆発的感染が起きるか起きないかの瀬戸際で、拡大防止の鍵を握っているのは大学の判断です。 大学は集団感染の…
【特集】3.11の教訓、有事の時に生かせるのか
特集記事 編集部ブログ〈9年前の記憶があいまいな理由〉 2011年3月11日の記憶が年々あいまいになっています。私は当時、父の仕事の都合で静岡県沼津市に住んでいました。中学1年生でした。 14時46分。記憶では、教室で社会科の授業を受けていた…
「要請」に意味はあるのか
編集部ブログ欧州や米国では新型コロナウイルスの影響により人々の自由を制限する動きが出始めています。店や娯楽施設が封鎖されているドイツのメルケル首相は18日、 「民主主義社会ではこうした制限は決して軽々しく発動されてはならない。だが今…
発信者としての痛みと覚悟
編集部ブログ2018年4月からおよそ2年間、あらたにすメンバーとして記事を執筆してきた。数えてみたところ、この投稿で65本目となる。 あらたにすでは学生メンバーが毎月シフトを決め、一人につき月2、3回の執筆担当日があてがわれる。朝日…
「いなごの災い」現実に
編集部ブログいなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。 旧約聖書「出エジプト記」にある1節です。はるか昔に描かれた「いなごの災い…
ゲーム1日60分、自分で守れるかな?
編集部ブログ昨秋、高校生たちと交流する機会がありました。時間さえあればスマートフォンを手にとり、何かを確認している様子。覗いてみると、画面に映っているのはインスタグラムでした。 聞けば、単なる写真の投稿ではなく、「ストーリーズ」機能…
新型コロナウイルスには疫病除け和菓子「唐板」が効く?
編集部ブログカリッとした歯応え、口の中でほのかに香る風味。一度食べたら忘れられない京都の銘菓「唐板」をご存知だろうか。実はこの「唐板」、新型コロナウイルスが列島を覆う今こそ学ぶべき由緒ある和菓子なのである。 その起源は今から100…
9年目、女川で見たこと。
編集部ブログ宮城県牡鹿郡女川町は、9年前の東日本大震災で未曾有の被害が出た自治体の一つである。3月11日に女川町を襲った津波の高さは14.1m。死者611名、行方不明者261名。震災後に人口流出が加速し、震災前年に10,051人を数…
コロナで浮き彫り モラルの低下
編集部ブログ日本人と言えばお行儀がいい。海外ではそう思われているようです。筆者は昨年の冬にヨーロッパ旅行に行きました。その時、現地ガイドに「電車に乗るときやトイレに並ぶときは詰めて並ばないと割り込まれるし、空いたらすぐ入らないと横入…
ウイルスに負けているのは命か、それとも心か
編集部ブログ人生最後の卒業式が中止になった。サークルの卒業生イベントが延期(実施するかは未定)となった。卒業旅行の行き先は国外から国内に変更され、5日間から2日間へと縮小した。飲食店からは人が消え、街にはマスクをした人が行き交う。世…