「春になると、向こう岸の桜がきれいかとですよ」。一昨年の12月、取材したおばあさんが言っていた言葉をふと思い出した。「令和2年7月豪雨」で氾濫し、熊本県南部に甚大な被害をもたらした球磨川は、あの荒れ狂った様子が信じられな…
投稿者: N I
ミャンマー軍のクーデター 今なお余波が及ぶ
編集部ブログ福岡市博多区のリトルアジアマーケットは、私にとって思い出の場所である。白菜漬けや卵焼きなどの手作り総菜を販売する店と、アジア各国の料理を提供するレストランが混在するこのカオスな商店街を訪れたのは2年前。ちょうど、ミャンマ…
「光の春」 目前に迫るその季節を想像してみる
編集部ブログ「光の春」。冬が終わるにしたがって、日の光がどんどん強くなることを言うそうです。旧暦では節分の翌日の2月4日が立春で春の始まりとされていますが、実際は、立春を過ぎてもまだ寒いですよね…。でも「気温の春」より一足早く「光の…
助け合いの島・大島 独自の「自立更生制度」から学ぶこと
編集部ブログ翌週の大学の授業でベーシックインカムについてのディベートを控えていた私は、その準備のなかで、「自立更生制度」という謎の制度を取り入れた島があることを知った。助け合いの精神が旺盛というその島は、長崎県の五島列島北部にある大…
一部の県営住宅には「空き部屋」が多いことを知っていますか?
編集部ブログ私は最近、アルバイトで住宅のポストにチラシを入れる仕事をしている。紙を一枚一枚めくらないといけないから手袋をすることができず、今日のように日中でも0℃近い日は指先の感覚がなくなる。 でも、いろいろ学ぶことも多い。ありとあ…
新幹線、ネット予約拡大の背景にある「JR個別化」の動き
編集部ブログ別に私はJRの関係者ではないけれど、人々が鉄道を利用しているのを見るとなんだか嬉しくなる。師走の京都駅の新幹線改札口。次から次に人が入っていく様子を眺めていると、カードをタッチして入場する人が多いことに気づいた。交通系I…
福岡→宮崎 自転車走破の旅は「やってみよう」の歌詞そのものだった
編集部ブログ私は一人で福岡県の博多から宮崎県の延岡まで自転車で行くチャレンジをしていて、今日は最終日。今は大分県の南端佐伯市でペダルを漕いでいる。 刻一刻と「その時」は近づく。ついに、「またのおこしを 大分県」の看板が視界に入った。…
福岡でのくらし1000日間をふり返って
編集部ブログ先日、台所に置いていた食器用洗剤を使い切りました。時代はSDGsなのでボトルは再利用。洗剤を新たに注ぎ込みました。この時、どれだけ補充すればいいのか迷いました。 今までは何も考えずに満タンにしていたのですが、福岡での暮ら…
ヒッチハイクをきっかけに、「トラックドライバー」という生き方について考えた
編集部ブログ筆者は今、公衆浴場で湯船に浸かっている。コロナ対策だろうか、換気のために窓は3cmほど開いていて、外からは時折、トラックがバックするときの警告音が聞こえる。 ここは、佐賀県鳥栖市の鳥栖トラックステーションである。60台ほ…
手羽先、チキン南蛮、から揚げ…鶏料理ってなんで味付けが濃いんだろう
編集部ブログ名古屋で手羽先を食べながら思った。鶏料理ってどうしてこんなに味付けが濃いのか。手羽先は、食べた後の指先に塩コショウがしっかりつくレベルで味付けがされているし、筆者がこよなく愛する宮崎発祥のチキン南蛮も甘酢とタルタルソース…