中央大学多摩キャンパスの大講義棟は、1960年代に過激さを増した学生運動の名残をとどめています。教壇の横手には、教授が身の危険を感じたときに素早く外に逃げられる出口。椅子と机は動かせないよう床に固定されています。学生がド…
教育
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私たちは「選挙」をどう学んできたか
編集部ブログ中学校の体育館に一面に並べられたパイプ椅子。それに腰かけた全校生徒が静かに見守るなか、一生懸命練習して暗記した選挙演説を朗々と語る生徒会役員候補たち——。あなたは、中学校の生徒会選挙にどんな思い出を持っているでしょうか。…
全国の体育の先生へ 球技音痴より
編集部ブログ私は、球技がすごく苦手です。とても下手くそなのです。 まず、ボールを自分の思い通りの場所に投げることができませんでした。それに、二つ以上のことを同時に処理したり、あちこちを満遍なく見たりすることが苦手です。そんないっぱい…
「ワクチン接種、挙手で確認」報道すべきは
編集部ブログワクチン接種 生徒に確認 犬山の2中学校 今日の読売新聞朝刊、地域面の片隅にあった見出しです。皆さんは、これを読んでどんな印象を抱きますか。 記事は次のように続きます。 犬山市教育委員会は7日、市内の2中学校で、教諭11…
「#教師のバトン」現場の声は・・・
編集部ブログ「部活をしたくて教員になったわけじゃない」。こんな声が文部科学省の「#教師のバトンプロジェクト」に溢れています。現場の先生たちに教師の魅力をS N Sで発信してもらおうと始まったものの、当初の思惑とは裏腹に過重労働や部活…
私たちはなぜ古典を学ぶのか
編集部ブログ16日の朝日新聞朝刊に、興味深い記事がありました。「僕はなぜ理科や古文等を勉強するか、分からない」という高校生の悩みに、読者から多くの反響が寄せられたというものです。まずはじめに、悩みに対するいくつかの投稿を紹介していき…
じゃんけんで犯罪を防ぐ
編集部ブログ筆者が通っていた小学校では朝、校門の前に安全を見守ってくれる警備員さんが立っていました。毎朝「おはようございます」とあいさつを交わすだけではなく、「今日も頑張ろう!」などと一人一人に声をかけ、また、体調不良で休んでいた子…
「部活したくて教員になったわけじゃない」 教育現場の悲痛な叫び
編集部ブログ「部活に行きたくない」。皆さんは、学生時代にそう思ったことはありませんか。 筆者は中学時代に運動部に所属していたため、夏休みやゴールデンウィークといった長い休みの時、練習が始まる前によく思っていました。しかし今や、顧問の…
安全教育 教員免許更新理由の一つに
編集部ブログ6月8日で大阪教育大附属池田小の児童殺傷事件から20年が経ちます。 児童8人が犠牲となった事件は、「学校安全」が注目される契機となりました。 附属池田の中高出身である筆者は、在学中の6年間、毎年6月8日に開かれる校内集会…
AI授業「先生」は必要か
編集部ブログ「石の上にも三年」ということわざがありますが、根気強く続けるうちに成長しているのは何も自分だけではありません。何年も同じ場所に座り続けていると、気づけば周りの景色が大きく変わっているなんてこともよくあるのです。 筆者は…