インフルエンザは気から 備えあれば流行なし

先週の土曜日、のどに痛みと全身にだるさがありました。しかし、体温を測っても平熱。そのときはただの風邪だと判断しました。月曜日に定期試験があり、勉強時間を少しでも確保するため、病院には行きませんでした。

試験も終わり、火曜日になってもだるさはなくなりません。それどころか、熱も少し上がり、咳や鼻水の症状が出てきたころから少し辛くなってきました。そのため病院で診断を受けると、「インフルエンザB型」でした。しかも、発症してからすでに3日間も経っていて、その間家族をはじめ、いろんな人に移していたかもしれないと考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

小学校に通っていたころは、インフルエンザで休む友人を見て、欠席扱いにもならずに学校を休めていいなと思うこともありました。学級閉鎖になったときは、学校の忠告を無視して遊びに出かけようとしたこともありました。そんな、小学生と同じような発想で進言したのでしょうか。自民党の宇都隆史議員は31日、参院予算委員会の質問で、安倍首相の平昌五輪開会式出席することについて「本当は行きたくないとも感じる。最後は行くのをやめようと思ったら、インフルエンザに罹患する手もある」と述べたことを各紙が報じています。

東京都ではインフルエンザ流行警報が発令されるなど、新聞やテレビで散々報じられています。感染すること自体がつらいうえ、インフルエンザが起因となって脳症や肺炎を起こし、死亡する危険性も指摘されているなど、決して楽観視してよいことではないのです。

それでも、流行を食い止めるためには一人一人がきちんと対策をとることが必須です。筆者自身、感染を広げないようにするエチケットを怠ったことを反省します。そして、A型にかからなくなったわけではないとのことなので、手洗いや換気など、予防をしっかりとしてきます。

読者の皆様も、インフルエンザには十分注意してください。

参考記事:
1日付 朝日新聞朝刊(東京14版)4面(総合面)「自民議員「首相がインフル罹患する手も」」

同日付 読売新聞朝刊(東京14面)4面(政治面)「「インフルで欠席も」自民・宇都氏がは発言」