寒い、寒い、寒い。

長野県に住んでいたとき、悩まされたのは雪かき。母の手のしもやけをみては、今朝も重い雪をスコップで運び、通学路をきれいにしてくれたのだと感謝していました。東京に越して来てからはそんな心配もなくなりました。凍ってしまって窓が開けられなかったこともないし、車のタイヤチェーンも何年も倉庫の中で使っていない。今ではすっかり雪とは縁がない生活になりました。

長野と比べると冬は過ごしやすい東京ですが、22日に約4年ぶり23区に大雪警報が出され、都心で23センチの雪が積もりました。日本の南を発達しながら進んだ低気圧が影響しています。当然、積雪になれていない土地のため交通機関が混乱しました。私は外出をしなかったのでわからなかったため、新宿で働く友人に話を聞きました。会社から午後3時には「早め帰宅ができるように」と促され、4時に退社しました。駅は家路を急ぐ会社員や学生などであふれていたそうです。人混みが苦手なこともあり、3時間以上かけて自宅のある埼玉県草加市まで歩いて帰りました。いつも以上に疲れてしまったと嘆いていました。まさに「東京は雪に弱い」のです。

大雪は数年しか降らないため、会社も対策がきちんと整っていないため仕方がないことかもしれません。混雑はあったものの、ほとんどの路線で深夜には解消したそうです。「早めに返したほうがいいのか」それとも「あえて会社に残し、待ってもらったほうがいいのか」。交通機関の様子をみながら、会社にも柔軟な対応が求められるでしょう。

25日は全国各地で今季一番の寒さになりました。気象庁によると、東京都心で48年ぶりの最低気温を記録しました。この強い冬型の気圧配置は27日ごろまで居座るそうです。しばらく東京でも厳しく寒い日が続くでしょう。

こんな日は温かいお風呂につかりたいところ。地獄谷野猿公苑(長野県)では温泉に入る猿を見ることができます。きっと猿たちも身を寄せ合い、冬を越していることでしょう。葉ものを中心に野菜の値段が高騰していますが、私は鍋ものの力で乗り越えるつもりです。インフルエンザが大流行しているので体調管理も念入りにしてください。春がはやくきてほしいですね。


(去年11月17日長野県地獄谷野猿公苑にて撮影 最低気温−4℃、最高気温1℃。11月でもとても寒く、温泉の近くで猿たちが暖をとっていました)

参考記事
26日付 朝日新聞朝刊(東京14版)35面(社会面)「列島、凍結 都心・零下4度 北海道・零下31.3度」
同日付 日本経済新聞朝刊(東京14版)39面(社会面)「早めの帰宅 混乱拍車? 大雪で呼びかけ 駅に殺到、行列100メートル 」
同日付 読売新聞朝刊(東京14版)1面「最強寒波 凍る足元 都心 きょうも氷点下予想」