来年度の政府予算編成や税制改正の議論が大詰めを迎えています。自民党のパーティー券問題が浮上する中で、重要課題が先送りされています。 ▽ 「先送りできない課題に一意専心取り組む」。11月9日、岸田文雄首相は記者団の取材にこ…
投稿者: 小林多治生
「断熱後進国」―日本の寒い住宅事情
編集部ブログ実は、世界と比較しても寒い日本の住宅。「断熱後進国」と呼ばれるこの国の住宅事情をまとめました。 ▽ 秋が深まり本格的に冬に突入しました。つい10日ほど前まで、東京は20度前後と過ごしやすい気候でしたが、ここ…
「神田ブックフェスティバル」改めて考える本の価値
編集部ブログ10月28日(土)、29日(日)の2日間、千代田区神保町で「神保町ブックフェスティバル」が開催されました。当日の様子を取材しました。 ▽ 本の街神保町を貫くさくら通りとすずらん通りがメインロードとなり、多くの出版社がブー…
「ライドシェア」議論本格化―現状と課題は
編集部ブログ「ライドシェア」の議論が本格化しています。9月に菅義偉前首相が仙台市で開かれた講演会で、「先送りできない課題」と表明しました。これを受けて、岸田文雄首相も臨時国会でライドシェア解禁の検討に入るとしています。 そもそもライ…
「夏までに復旧する」被災火力発電所、奮闘の日々
編集部ブログ先月、投稿した「心中する覚悟だった」 元東電社員が語るもう一つの「震災」 では、震災後、広野火力発電所(福島県双葉郡)が、どのようにして復旧したのかを取り上げました。今回は常磐共同火力株式会社勿来(なこそ)火力発電所(福…
「中間貯蔵施設」30年以内、迫る期限
編集部ブログ福島県内での除染に伴い発生した土を保管する「中間貯蔵施設」(福島県双葉郡)を見学しました。2045年までに、保管されている全ての土壌を県外へ搬出することが法律で定められていますが、引き受け先の目処が全く立っていません。現…
「心中する覚悟だった」 元東電社員が語るもう一つの「震災」
編集部ブログ今まであまり注目されることのなかった「震災時の火力発電所」をテーマに福島県浜通り地方周辺で取材しました。記憶をもとにしたことで確認できない箇所もありますが、ひとつの「証言」として、掲載します。 ▽ 2011年3月11日。…
戦時中の新聞投書が面白い ―当時の世相を等身大で探る
編集部ブログ今年で、戦後78年を迎えます。各地で慰霊祭が行われ、テレビや新聞などでも当時の様子をとらえたドキュメンタリーや特集が組まれています。戦争の惨劇を伝えてきた「語り部」の高齢化も指摘されており、戦争の経験をいかに後世へ残して…
国家予算―どのように決まるの?
編集部ブログ国会だけではなく、政党、各省庁などでも、政策をめぐって日々議論が交わされています。しかし、政策を実行に移すためには、「お金」が必要です。以前、国会議員の事務所でインターンをしていた際に、何をするにも「財源」がなければ始ま…
「寿命を迎える再エネ設備 ―持続可能な再エネへ向けて対策を」
編集部ブログ再生可能エネルギーの中核である太陽光発電や風力発電設備で老朽化が進んでいます。維持費の問題などから、更新せず、撤去を進める企業もあるようです。2030年代から、太陽光発電設備が一斉に寿命を迎えることから、「大量廃棄」への…