窓の外は大雨。せめて室内で優雅な午後を過ごそうと、部屋で本を開きました。夏目漱石のかの有名な小説を読んでいて、気になった一節があります。 「……御師匠さんはあれで六十二よ。随分丈夫だわね」六十二で生きている位だから丈夫と…
投稿者: 今井里菜
「笑い」に罪はない
編集部ブログ「『笑い』は凶器なのか」。13日付の朝日新聞朝刊オピニオン欄の見出しに、新聞をめくる手が止まりました。「笑い」自体が問題視されるのはどうしてなんだろう、いまこそ人々を笑顔にすることが必要なはずなのに。いぶかしく思いながら…
才能に悩まないで
編集部ブログ「ギフテッド」。海外で天才児を指す言葉です。こうした子どもたちは、記憶力や数学力に飛び抜けた才能を持つ半面、こだわりの強さや集中力のなさなどから周囲に馴染めないことがあるそうです。30日付の朝日新聞では、小4で英検準1級…
就活の夏が始まりました
編集部ブログ赤ちゃんだった頃に戻りたいな、と考えることがあります。目に映るものすべてが新しく、驚きの連続だった頃に戻りたい。世界は変わらず変化や驚きで満ちているというのに、いまは平気で忘れてしまえるからです。世界が存在することや、も…
まちある記
編集部ブログふと見慣れていたはずの景色に違和感を覚え、あったはずの店や建物がなくなっていることに気が付く。そんな経験はないだろうか。 「何か」はあった。でも、何があっただろうか。どんな店舗か思い出せないのは、興味がなかったからだろう…
「Z」を巡る物語
編集部ブログ私は2000年生まれ。自分の年齢が分からなくても――よく忘れますが――今が西暦何年か思い出しさえすれば大丈夫。22年なら「22歳になる年だ!」と分かるのがちょっとした自慢です。 世代でいえば「Z世代」に当たります。Z世代…
新聞を読めないひとへ
編集部ブログ就活のために新聞を読み始めるひと、多そう。 時事問題に触れるために、就活の傾向と対策を練るために。え、でもそれって、結局は新聞の情報を信用してるってことじゃん、それなら毎日読めばいいのに……とつっこみたくなる方もいらっし…
デジタル教材 活用の手がかりは?
編集部ブログ高校生のころ、毎日古語と英和の紙の辞書を持ち歩いていました。とにもかくにも、重いのなんの! 「置き勉」が嫌いだったため、必要な教科書をすべて詰め込んだリュックサックはあふれんばかり。20分ほどかけて歩いた駅から学校までの…
「鳥語」 言葉は人間だけのものじゃない
編集部ブログ以前飼っていたセキセイインコは、筆者よりも冗舌でした。テレビの野球観戦が好きなわが家の一員らしく、口癖は「ハイライト」。家族が何回も口にするために覚えたのでしょう。 インコは人の言葉をまねします。本当に理解しているのかと…
キャンプ コロナ禍でも光る魅力とは
編集部ブログキャンプといえば、みなさんは何を思い浮かべますか。筆者は、幼い頃に海と山の間で過ごしたまぶしい夏が、今でも思い出されます。 5日付の日経新聞で『動画配信「キャンプ飯」沸く』という記事が目にとまりました。2020年10月に…