子供の頃、読書好きの父と祖母と共に、毎週のように地元の市立図書館を訪れていました。棚に並ぶたくさんの本を前に、今週はどの本を借りようかな、とわくわくしながら選んでいたのを思い出します。一方で、幼いながらに筆者が感じてい…
文化
2014年12月以降採用タグ
0.08グラムの景色
編集部ブログフランス人の友人が8月下旬に来日します。どんなことをしたいか前もって尋ねてみました。落語を聞いたり、アニメイトで買い物をしたり、とリクエストは絶えません。特に、彼女が熱い視線を送るのは線香花火。海外ではこうした手持ち花火…
音楽は永遠に
編集部ブログドラマティックに、力強く魅せる。 中村紘子さんの音楽に出会ったのは、私が中学生の頃です。生の演奏を聴くことはできなかったけれど、テレビやCDを通してこれまでたくさんの演奏を拝聴しました。その音から溢れるパッションに、強烈…
消えゆく「レジャーランド」
編集部ブログ筆者は「パラ経(パラダイス経済の略)」と呼ばれることの多い京都大学経済学部に通っています。しかし、生活自体は決して暇でも、楽でもありません。大学の授業も忙しいのですが、サークル活動やアルバイトなど他にやりたいことがたくさ…
増やそう 野良猫ではなく地域猫
編集部ブログ一、主無き犬、頃日は食物給させ申さず候やうに相聞こえ候。畢竟食物給させ候えば、その人の犬のやうに罷り成り、以後までむつかしき事と存じ、いたはり申さずと相聞こえ、不届きに候。向後左様これ無きやう相心得るべき事。 いったい何…
祭りだ、祭りだ
編集部ブログ「ド、ドドドー」と大きく轟音を響かせながら坂を落ちる御柱に男たちが乗っては振り落とされる。一見、奇妙な光景です。また、最後まで柱の上に乗った男は名実ともに英雄とされます。だからこそ人々の熱気は凄まじい。今日付けの読売新聞…
笑う角には福来たる
編集部ブログ「みなさん、こんにちは。桂友楽でございます。さて、隣町の……」 2011年の初夏、東日本大震災の避難所となった宴会場に響く声。端っこに陣取り、座布団を敷き、被災者の方々の前で一席うかがうアマチュア落語家がいたそうです。今…
情報が多すぎる、情報が多すぎる、情報が多すぎる
編集部ブログ新聞を読んでいてふと思いました。「新聞にはいったいどれほどの文字数があるのか」。たとえば朝刊。ニュースの大小や各紙にもよりますが、だいたい20万字といわれています。新書2冊分に相当するそうです。新書を毎日2冊も読めません…
お笑いって、ええやん
編集部ブログ友達と遊ぶとき、みなさん何をしますか?休みの日に、友達と約束をしてどこに行きますか?カラオケとか映画とかショッピングとか。あるいは、美術館や博物館なんていう人もいるかもしれませんね。友達と遊ぶのは何だって楽しいものです。…
グッバイ、デヴィッド・ボウイ
編集部ブログ音楽に興味を持つきっかけとなったのは、パンクロックでした。友達に借りたブルーハーツのベスト「EAST WEST SIDE STORY」、一曲目は「情熱の薔薇」です。 ♪永遠なのか本当か 時の流れは続くのか いつまで経って…