2021年4月10日にリニューアルオープンした長野県立美術館(旧長野県信濃美術館)に行ってきた。近年の美術館は、鑑賞の場という本来の役割を果たしながら、コミュニティとしての魅力を増しているのではないだろうか。 筆者は、美…
文化
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今求められる音楽教育の意味
編集部ブログ白い光の中に 山並みは萌えて 遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ 限り無く青い空に 心ふるわせ 自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず これは「旅立ちの日に」の冒頭部分である。卒業ソングの定番で歌っ…
毎年「期待」のノーベル文学賞を考える
編集部ブログ今月7日、今年のノーベル文学賞が発表された。受賞したのは、タンザニア生まれのイギリスで活動する作家、アブドゥルラザク・グルナ氏だ。スウェーデン・アカデミーは「植民地主義の影響と難民の運命を、妥協することなく、共感を持って…
皇族の人権 英国ハリー王子とメーガン妃から見る
編集部ブログ秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)が今月26日に結婚するとの発表がありました。英国でこのニュースを知った筆者は、約3年半にわたる長い論争がやっと決着したという印象を持ちましたが、一方で事態のあまりの急進展…
酒蔵のいま! 「東京の酒を全国へ」 豊島屋酒造
編集部ブログ一本の日本酒、そこには酒造りに関わる人々の思いやストーリーが詰まっている。 「酒は人と人の縁を醸すもの」。そう語るのは、東京都東村山市にある豊島屋酒造で営業部長を務める田中孝治さん。同社の看板商品「屋守(おくのかみ)」は…
新たな形の「会話」を楽しむ 糸島の顔が見える本屋さん
編集部ブログ街の本屋が閉店したという声が各地で上がるなか、「糸島の顔が見える本屋さん(通称糸かお)」が9月4日にオープンしました。昨年5月1日時点で書店数は1万1024店。2000年から約1万軒も減少しています。その中での挑戦です。…
全国の体育の先生へ 球技音痴より
編集部ブログ私は、球技がすごく苦手です。とても下手くそなのです。 まず、ボールを自分の思い通りの場所に投げることができませんでした。それに、二つ以上のことを同時に処理したり、あちこちを満遍なく見たりすることが苦手です。そんないっぱい…
名作文学 SNS効果で緊急重版
編集部ブログ筒井康隆の「残像に口紅を」。先月、日本文学界の巨匠が手がけた実験的小説の、3万5千部の緊急重版が決定した。この本は1989年に発表されたもの。話が進むごとに、文字が一つずつ消えていく中で生きる小説家を描く。出版から30年…
世相を映す情報 電車内から消える日が来るか
編集部ブログ電車の中で新聞や雑誌を読む人も今ではめっきり少なくなりました。スマートフォンでニュースを取り入れることができる今日、週刊誌の中吊り広告が廃止されるのは避けられないことだったのかもしれません。とはいえ、電車内の風景を大きく…
国民的アニメ「ドラえもん」の愛される秘密
編集部ブログ昨日、9月3日は何の日だったでしょうか。菅首相が辞任表明をした日? いやいや、答えは国民的アニメ「ドラえもん」の誕生日です。50周年を迎えました。 実は2020年も50周年でした。今年の1月4日に掲載された朝日新聞の広告…