忘れがちな目の健康管理

生活の中で酷使している目。仕事やアルバイトではもちろん、電車の中でもスマホを見たり、本を読んだりと休みなく使っています。気を使わないでいると、だんだん視力が落ち、発病し失明もありうるのです。目の健康を考えると、使うばかりでなく、少し休めることも心掛けなければいけません。

今日の読売新聞朝刊に、都内の小学生の77%、中学生の95%が近視であるという記事が掲載されていました。この統計は慶応大の研究チームが発表したものです。「近視」はよく聞くし、大したことはないと思ってしまいがちですが、悪化すると失明を招くそうです。

近くがよく見えて、遠くが見えづらいというのが近視の症状です。この調査では、焦点の合う距離が2メートル以内の人を近視としています。スマホの利用が原因の一つと言われ、屋外で過ごすことを心掛ければ、進行を抑えられます。外で動くことが目の健康に関連しているとは驚きでした。

スマホは便利だし、もう手放せないけれど身体にとって良いことはないのだと改めて気づかされます。たとえ体を動かすことは面倒でも、やって損はないと思い知りました。

日々電車に乗っていると、親のスマホでゲームをしている子どもをよく見かけます。幼稚園児のような小さい子まで使いこなせて凄いと思う反面、それが近視の始まりなのかもしれないと気になります。筆者は、中学受験を終えたころから目が悪くなり、現在では、コンタクトを愛用しています。周りの大学生を見てもコンタクトや眼鏡を使っている人はとても多いです。今も眼科に数か月に1度通っていますが、待合室では小さな子供をよく見ています。

親が始終いじっているのがスマホだとしたら、子どもが手に取りたくなるのは当たり前です。大人の振る舞いが幼い子どもに悪影響を与えています。これから過ごしやすい季節になります。食欲の秋、読書の秋もいいですが、自分の健康のために、運動の秋にしてみようかと思っています。

参考記事:今日付 読売新聞朝刊(13S版)2面(総合)「近視中学生95% 小学生77%」