まずやってみよう!スポーツの力

皆さんは運動をして、心が晴れた経験はあるでしょうか。

浪人時代、毎週プールに通い1時間ほど泳いでいました。浪人中はほぼ身体を動かしません。自宅から最寄り駅までは車での移動。予備校からその最寄り駅までは徒歩2分。校舎内でも階段はほぼ使わず、エレベーターでの移動でした。もちろん、空き時間はすべて机に向かって勉強です。

身体を動かさない生活にストレスが溜まりました。

そこで、泳ぎに行くことにしました。不思議なもので身体を少し動かすだけでも気分がスッと晴れました。悩みも軽くなっていったことを覚えています。

身体を動かすと心にも良い影響を及ぼすことは脳科学でも示されています。リハビリへの意欲の刺激としてスポーツを取り入れ実際に効果が表れた例もあります。

とはいえ、運動を始めるのに特に何もしていない状態から始めるのは億劫です。私も前述のプールでの水泳を始めるまでは足踏みをしていました。

「四の五の言わずにやる、というのも一理あるのです。」

「やる気」のスイッチは快感と行動の2つです。そして、行動と快感を結び付けている脳の部分は行動を起こすことだけでも刺激を与えられます。

2020年東京五輪に向けて、着々と準備が進んでいます。自らがしたことのあるスポーツの応援は一層力が入るものです。何か運動を始めてみませんか。

参考記事:

15日付 読売新聞朝刊(大阪13版)21面(特別面)「まず行動 やる気オン」