実録!はじめてのプリペイドカード決済

みなさんはプリペイドカードを利用したことはありますか。私の友人はある無料スマホゲームに没頭し、3万円も使ったと自慢していました。この話が印象的で、どうもプラスの感情を抱けないのが、正直なところです。

しかし、実際に使ってみたら考えが変わるかもと思い、やってみました。本当に初めてなので、その実録を書きます。

きっかけは今朝の日本経済新聞です。中国のネットコンテンツ市場が、アメリカを抜く勢いで拡大しているそうです。その利用者の半数が、コンテンツに料金を支払う課金型です。支払いはスマホで決済され、面倒な個人情報の入力を省いて、すぐに購入できます。

これはやってみるしかないと思い立ち、自転車で近くのコンビニへと駆けつけました。入ってみると、すぐ近くにGoogle Playと書かれた、きれいな色のカードがありました。カードにはそれぞれ料金が記されており、1500円から20000円までありました。今回は、旅行明けでお金がなかったので、1500円のカードを手に取り、レジへと向かいました。                     筆者撮影 Google Playのカード

店員さんに渡すとき、少しだけ緊張しました。プリペイドカードを使った詐欺が、一昔前に流行っていたので、利用目的などを聞かれるのではないかと思ったからです。

結局、何事もなく購入し、帰宅してすぐに使ってみました。やり方も分かりませんでしたが、カードの裏に説明が書いてありました。どうやらPlayストアというアプリから、16桁のコードを入力すれば完了するようです。コードはカードの裏にあり、スクラッチみたいに削ると出てきます。

                筆者撮影 カード裏面

早速入力したところ、簡単にできました。お金がスマホにあるという違和感で、頭がいっぱいになりました。しかし、好奇心が次第に芽生え、とりあえず何かを買おうと思い、音楽を購入しました。

アルバムは平均で1980円くらいしたので、シングル曲だけにしました。YouTubeで聴いたことはありましたが、今回はお金を払っているので、音質はどうなのかとても不安でした。しかし、予想を遙かに上回るクオリティーに驚きました。ちなみに、買ったのは宇多田ヒカルと忌野清志郎です。

率直な感想ですが、「衝動買いしても返金が出来ない!」「お金が目に見えないと、何でも買ってしまいそうで怖い!」といったところです。返金に関しては、本当に困ります。危うく欲しくないものをクリックしてしまいそうになり、ヒヤヒヤしました。気になって調べたところ、返金は可能ですが、時間がかかるそうなのでご注意下さい。

これから主流になるであろうスマホ決済。普段とはひと味違った買い物体験は、とても刺激的でした。

 

参考記事:

16日付 日本経済新聞朝刊 11版6面「スマホ決済で課金型けん引」