片付けできない「汚部屋」住人の夏休み

大学四回生、21歳の夏。最後の夏合宿を終えて一息着いたときに、帰りのバスのなかで突然のげんなり感に襲われました。

「あー、こんなに楽しい合宿終わって、疲れて帰って玄関開けたらあの部屋かぁ…」

そうです、私の部屋は汚いのです。

不衛生、というわけではないのですが、どうにもこうにも物が多い。友人たちに比べても広い部屋や大きな収納スペースがあるにも関わらず、なんとも言葉で表しにくい「雑然」とした散らかりよう。合宿の荷ほどきをしながら片付けなければなぁと思いつつ、現実逃避半分で今日の新聞を手に取ったところで、待ち構えていたようにこんなコラムが目に飛び込んできました。

かたづけ 使ったら戻す。

夏休みの子どもたちに、お手伝いのなかでもちょっと難しい片付けをさせてみては。

定位置を確認。ルールを決めて処分。1日1回習慣に。

なんとも耳の痛い。小学生の夏休みの課題が私には既にできないのです。同じようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。友人宅へ遊びにいくこともしばしばですが、自分の部屋よりもひどい人はひどい。特に男性陣は、極端にきれいな部屋を維持している人と床も見えないような汚部屋を作り上げる人に二極化しているように思います。

記事のコラムでは、家事セラピストの村上有紀さんが子どもに片付けを教える方法を紹介しています。「ものの全てに帰る場所があることをチェック」し、「量を一定に保つ努力が大事」とのこと。もういい大人なのに、子どもにもできるたった二つのことができない自分がこうも情けなくなるとは思いませんでした。

さて、皆さんのお部屋はいかがでしょう? もしあなたの気になる異性が、「ちょっと近くまできたんだけど、寄っていっていい?」なんて連絡してきたら、オーケーと即答できますか?

夏場は特に、湿気や暑さでカビや菌などが増殖しやすくなります。あらかじめ整頓が行き届いた部屋とそうでない部屋とでは、普通に掃除したときの出来上がりももちろん違います。

片付けどころかろくに掃除もしていなかった軽音楽部の部室の畳に、妙な形のキノコが生えたこの夏。

みなさんにも是非、ご自身の心身の健康と良好な人間関係のためにも、お部屋のお片付けをおすすめいたします。

参考記事:
16日付 読売新聞朝刊(大阪13版) 15面(くらし) 「家事 子どもと家事② 片づけ 使ったら戻す」