安らぎを求めて

1日、元旦マラソン。2日、空手道場の初稽古。3日、母校の部活動の初練習。2018年も毎日が充実しています。4日には、神社にお参りに行きました。

 5日の朝日新聞にチャット占いの話題があります。そんな占いもあるのかと驚きです。1文字6円で占いができるサービスには、多くの利用者がいるようです。恋愛の相談をはじめ、多くの悩みが寄せられています。やりとりは1回30分ほどになる人も。LINEの「トーク占い」では、1回に3,000円を使う利用者もいるようです。 

記事には、占いを頼る人に対し「実体のないものにお金を払うなんて」と否定的な意見もあります。正直なことをいえば、筆者も同感です。免許も資格も必要ない、科学的根拠もないものに。チャットならなおの事。占師がどんな人なのかも分かりません。文字だけのやりとりです。

それでも、そのチャット占いに「死にたい」と相談されることもあるというのです。占い業界には、人の生死にかかわることやギャンブルの予想をすることはタブーとされているようです。しかし、占師の管理にあたる会社の代表は「別のことを占ってもらううちに打ち明ける人もいる。たどり着いた方を『ルール外』と突き放すだけでいいのだろうか」と悩んだそう。

 人事の採用から恋愛まで利用してきた女性は「文字を打つだけで悩みが整理され、冷静になれる」と言います。

 確かにそうです。初日の出を拝んだ時も、初詣の時も、心のなかで、本年の抱負を思い浮かべました。そうしたら、就職の不安や卒業のことなど、あれもこれもとドンドン出てきてしまいます。「自分にはこんなにも悩みや叶えたいことがあるのか」と驚きました。

初日の出、元旦のマラソンにて。

大切なのは、自分のこころを整理すること。その方法は人それぞれだと感じます。 

4日の初詣。お守りを買いました。おみくじも引きました。「大吉」が出て、心のなかで「よしっ」と喜びもしました。誰よりも、実体のないものを信じているのは、私かもしれません。

 今年もよい年でありますように。

 参考記事

 

朝日新聞 5日 13版 27面 「チャット占いに本音」