旅行にいこう!

もうすぐ夏休みになります。どこかへ旅行する計画がありますか。私は今まさに計画を立てようとしています。各地域にそれぞれの名所や郷土料理などがあって、なかなか決められないものです。

東京駅の電車案内板を見ると、日本のほとんどの主要都市に乗り換えなしでいけます。観光に出かける側としてはこれ以上ないありがたい時代ですが、沿線自治体は観光客の取り合いに必死です。

本日朝刊は奥津軽いまべつ駅がある青森県今別町が紹介されています。この競争に街をあげて参入しています。今年3月に開通した北海道新幹線で、本州に一つだけできた駅です。町が抱える問題は超高齢化や住民減少など、他の地域にも見受けられるものです。新幹線開通を「千載一遇のチャンス」として、新しい産業や雇用を生み出そうと、廃校した中学校の校舎を宿泊施設にしたり、新しい特産品の開発をしたり、様々な取り組みをしています。

注目すべきは、取り組みを行っている人の発言です。

 「超高齢化の先に『多死社会』があり、何もしなければ集落が消滅する。」

数多くある中から、自分の町を選んでもらえるための魅力づくりは簡単なものではないでしょう。また、すぐに効果が表れるものでもないので、持続的な取り組みが求められています。しかし、この好機をものにできなければ町がなくなってしまう。ここに日本が抱える深刻な問題が潜んでいるのです。

普段行ったことのない地域はたくさんあります。思い立って行ってみたら、とてもいいところだった。そんな旅行も楽しいものです。地域活性化のお手伝いの意味を込めて、今まで考えていなかった場所に目を向けてみてはどうでしょうか。

参考記事

6日付 日本経済新聞 朝刊 25面「青森・今別町、住民も奔走――「消滅」阻止、新幹線に懸ける、開業機に起業・交流促進」