「かもしれない」を大切に!ハラスメント防止策として考えたいこと

「ハラスメント」。ニュースで最近とくによく耳にする問題です。

そもそもハラスメントとは、「いやがらせ」を意味することば。自身の言動によって相手を傷付けること、不快にさせることを指します。具体的な例には、優位な立場や関係を悪用するパワーハラスメントや、性に関わる嫌がらせをするセクシャルハラスメントなどがあります。

「そんなつもりはなかった」「自分もそうされていたので、当然のことだと思った」など、最近の問題をみていると、当事者同士が考える許容範囲の認識の違いで生じていることが多いように感じました。

ではなぜ、そんな齟齬が生まれてしまうのでしょうか。筆者は、「少しばかりの相手への配慮の欠如」が起因になっていると考えます。

「〇〇ちゃんは、そばかすだよね!」

チャームポイントの話になった時、そばかすと言われて悩んだことがあった、という話を友人から聞いたことがあります。

相手に悪気があったわけではなく、むしろ好感を持って伝えたのでしょう。しかし気にしていた部分を指摘された友人は、むしろ関心が向けられていることで居心地が悪くなってしまったようでした。

このように、ひとつの物事でも人によって見方が大きく異なります。

「同じものをみていても、見方や認識が全く違うかもしれない」。ハラスメント問題の防止策としては、相手がどう受け止めるのかを慎重に考え、行動することが大事だと思います。

とくに立場が異なる関係では、立場上反論は難しく、物申せないものです。パワーハラスメントや、顧客という立場を利用したカスタマーハラスメントに該当しそうな場合は、とくに注意が必要です。

「そんなことないかもしれないが、もしかしたら・・・」と考えたうえで、行動するだけで相手への十分な配慮に繋がるのではないでしょうか。

 

参考記事:

26日付朝日新聞(東京 13版)27面「地方トップ、ハラスメント辞職 愛知・東郷町長、岐阜・池田町長」

参考資料:

読売新聞オンライン「東郷町長辞職 『無知恥じ入るばかり』 第三者委 報告書『全てには納得せず』」2024年4月26日omiuri.co.jp/local/aichi/news/20240426-OYTNT50036/

最終閲覧日:2024年4月27日