それって本当に支援? 被災者のためにできることとは

新年あけましておめでとうございます。

今年は昨年よりももっと有益な記事を書けるように頑張っていきたいです。

新年早々、恐ろしいニュースが飛び込みました。能登半島地震です。

私は帰省先の千葉にある父親の実家から帰るところで、駅にいました。構内に警報アラートは鳴り響き、恐怖を覚えました。幸い、電車も止まらず、被害は最小限に済みましたが、テレビで映し出される光景は見ていても心が痛くなりました。

今私たちには何ができるのか。そう考えたとき、真っ先に思い浮かんだのは、物資を送ること。何が必要なのか、X(旧Twitter)を見ていました。すると、こんな声がありました。

「千羽鶴だけは送るな」

理由をよく見てみると、千羽鶴は実際に使ったり、役に立ったりする場面がないとのことでした。なかには、「気持ちを受け取ってほしいから送ったのかも知れないけど、正直何のためか分からない」というような声も見受けられました。

確かに、千羽鶴を折る人は願いを込めていることは間違いありません。しかし、言われてみれば、それを使う場面は正直ありません。被災者の方が必要なのは生きるための物資です。気持ちよりも、実際に使えるものを必要としているのだということに気づかされました。最悪の場合、思いやりがかえって仇になることもあり得るのです。

また、古着も送る必要がないと言います。程度にもよるかもしれませんが、不用品の処分と勘違いされたり、扱いに困ったりケースが多いそうです。最悪の場合、処分費用がかかり、かえって負担になってしまうことも考えられます。

支援をするのなら、何がいいのか。きちんと考える必要があります。

被害に遭われた方のご安全と1日も早い復旧をお祈りします。

<参考記事>

朝日新聞デジタル「地震の死者、石川で57人に 3万2千人避難 家屋倒壊や火災相次ぐ」(https://digital.asahi.com/articles/ASS125JQ5S12PISC01T.html?iref=pc_ss_date_article)

(最終閲覧2024/01/03)

日経電子版「能登半島地震、死者57人に 輪島市・珠洲市など」

(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE011M10R00C24A1000000/)

(最終閲覧2024/01/03)

読売新聞オンライン「能登地震の死者、石川県内で57人…輪島で家屋崩壊60件・住宅など200棟全焼」

(https://www.yomiuri.co.jp/national/20240103-OYT1T50018/)

(最終閲覧2024/01/03)

 

<参考文献>

いいことニュース「地震や台風被害の地域へ支援品を迷惑ならずに寄付する方法」

https://eco-to-news.jp/donation/152/#outline__1

(最終閲覧2024/01/02)