ロボットと共に生活する未来

 

「君は幸せのドアを開けるために作られたんだよ、どうやら人だけでは人を幸せにしきれないみたいだな。」

この衝撃的なフレーズ、どこかで耳にしたことはありませんか?ソフトバンクのCMです。 ある俳優が、ソフトバンクのヒト型ロボットpepperに語り掛けるシーンです。

今日の朝日新聞で、ソフトバンクがロボットビジネスに参入すること紹介されていました。ソフトバンクは、2015年から、「家族の幸せのためのロボット」pepperを家庭向けに発売していく予定です。

pepperは、原発の復旧現場や、手術室で、道具として使われてきたロボットとは違い、人の表情から、感情が読み取れるといった能力を備えています。また、自分の判断で行動し、さらに、ともに生活していく過程で、できることが増えていくようです。今までに、テレビや映画で目撃してきたロボット像が、現実に登場したように思いませんか。そんなロボットとの生活が、近い未来に実現するのです。そして、今まで人しかできなかったことも、ロボットがこなしていくようになるかもしれません。「日本の少子高齢化を解決するのはロボットだ」と語る専門家もいます。

さて、このようなロボットの誕生に関して、みなさんは、なにか思うことがありますか。確かに、ロボットは、人間社会にあらゆるメリットをもたらすといえるでしょう。しかし、その反面、デメリットもたくさん考えられると思います。私たちは、ソフトバンクのCMで述べられていたように、ロボットの力を借りなければ幸せになれないのでしょうか。

 

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7月12日付 朝日新聞 大阪14版 第6面 「ロボビジネス周到戦略」

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