24卒が就活を終えて学んだこと

7月1日時点での大学生の内定率は80%を超え、就活を終える、いわゆる「終活」をする24卒が多くなってきました。筆者も、先日やっと終活しました。

24卒が終活していく、ということは、もう次は25卒の番。大学内を歩いていても、大学3年生たちが就活の話をしているのをよく耳にするようになりました。「夏のインターンどっか申し込んだ?」「何社かエントリーシート提出したよ」などそんな会話が飛び交っています。

今回は、筆者が就活を通して得た学びを、拙いながら書き記したいと思います。

筆者が、就活を通して感じたことは、気持ちの切り替えの大切さです。最初は、落とされるたびに落ちこんでしまうことや考え込んでしまうことが多くありました。しかし、そこが勝負です。そこから、どう気持ちを切り替えることができるか、どう自分と向き合うかで、その後の就活が大きく変わってきます。第一希望の会社に落ちてしまい、泣きたくなる気持ちや悔しい気持ちは痛いほど分かります。しかしそこで、ずっと落ち込むのではなく、いかに早く気持ちを切り替え、次に向けての対策ができるか。この切り替えがとても大切だったなと、今振り返ってみて思います。ここの切り替えができないと、新たなチャンスも掴むことができません。

とはいえ、最終的にどの企業から内定をもらえるかは、めぐり逢いや運も大きいと思います。もちろん、エントリーシートの書き方を学んだり、面接練習を行ったり、そのような努力が結果に結び付くことは事実です。しかし、どれだけエントリーシートを書き直しても、どれだけ面接練習をしても報われないことだって、就活においては、ざらにあります。その企業に入れなかったのは、自分の実力不足であるとは限りません。その企業との相性というものもあるからです。同じ業界で、同じことを書いても話しても、選考が通るところは通りますし、通らないところは通りません。そう考えると、やはり最終的にはめぐり逢いや運なのだな、と感じます。

そのように就活は、対策をすれば全部が全部上手くいくとは限りませんし、その報われなさから、心が折れてしまうことだって多くあります。しかし忘れたくないのは、この就活で、今後の人生全てが決まるわけではないということです。世間で言う、良い企業に入れなかったから終わりでも、良い企業に入れたから今後の人生が保証されるわけでもありません。大企業、中小企業どんな企業も問わずしっかり企業研究をし、自分が本当に行きたい会社を見極める。そして世間体を気にすることなく、自分が納得できる形で終活すること、これが一番重要なのではないかと感じます。

就活を終えた大学生のただの一意見ですが、25卒の大学生たちにとって何かヒントになれば幸いです。頑張れ25卒!

 

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