今こそ地産地消を!

旅行が最大5割で楽しめる。そんな旅好きにとっては夢のような「Go toトラベルキャンペーン」が7月22日から始まります。

このキャンペーンは、流行が収束した後を見据え、観光業や飲食業などの需要喚起、地域の活性化に向けて打ち出した「Go To キャンペーン」の一つです。旅行会社や旅行予約サイト等を通じてキャンペーン期間内に予約をした場合に、その代金の半額が支援されるというもの。上限は、1泊1人あたり最大2万円分、日帰りは最大1万円分が予定されています。支援額の7割は旅行代金の割引に、残りの3割は旅行先での飲食や観光施設、地域産のお土産を購入する場合に使える「地域共通クーポン」として付与されます。利用回数に制限はなく、旅行先での連泊日数にも上限はありません。


(観光庁出典「Go To トラベル事業」PDF参照)

とても魅力的なキャンペーンであり、経済の落ち込みが深刻な状況のもとで冷え込んだ消費を促すという面では悪くないとは思いますが、果たしてこのタイミングで始めて大丈夫なのでしょうか?

本日、東京で新たに206人、全国ではも356人の感染が報告されており、関東を中心に再び広がり始めています。
政府は、医療が切迫してない状況であり、数が増えたのはPCR検査を積極的に進めた結果と説明しています。4月に緊急事態宣言を出した時と状況が違うため、段階ではないそうです。

確かに感染者が増えた要因が検査数の増加にあるとはいえ、内容を子細に見てみると、感染経路不明の人の数が増えているのが気がかりです。さらに陽性率がじわじわ上がっている状況から、今後感染が増えることが予想されます。

自分や周りの人の命を守りつつも娯楽を楽しむためには、観光の「地産地消」がキーポイントになっていくのではないかと思います。このコロナ禍で、各知事の政策や発言にも注目されるようになり、またコロナに対するとらえ方に県民性が現れるとの指摘もありました。この時期だからこそ、普段あまり目の向かない地元の観光地を回り、楽しんだり、コロナ疲れを癒すために羽を伸ばしたりしてもいいのではないかと思います。

この「Go To キャンペーン」は旅行だけではなく商店街や飲食店でも使えるので、こちらでを活用するのも手です。私は、愛知にいながらもしばらく名古屋城などの観光名所地に行っていません。「Go Toトラベルキャンペーン」を調べているなかで、新たに知った場所がいくつかありました。この機会に地元を堪能する計画を立ててみたいものです。

7/11付 朝日新聞 1面

参照:観光庁出典「Go To トラベル事業」PDF
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001351403.pdf&ved=2ahUKEwi8xKesiMfqAhVMfXAKHTNWDZcQFjAAegQIBhAB&usg=AOvVaw35alcC06gfVlxDMnvIQHQT

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