就活最前線からご報告いたします

 

読者の皆さん、お久しぶりです。先月12日を最後に、しばらく記事を書いていなかったので、季節も筆者の身の回りも随分変わってしまいました。東京はここ最近、雨ばかり。晴れたとしても、強い風が日傘を持った私を襲います。裏返しになった傘に、ボサボサの前髪。女性にとって紫外線は強敵なので、傘をさせなくなるとイライラしちゃいます。

天気の話はここまでにして、ご報告を。環境の変化は主にふたつありました。まず7月に入ったので大学から期末試験の連絡が。通っている中央大学はすべての授業をオンラインで実施しているので、もちろん試験も対面で行うことはありません。ただ、テストのやり方は人それぞれ。レポートを出す教授もいれば、オンラインでどうにかして試験を実施しようとする教授もいます。また語学の授業では平常点(出席日数や授業態度など)で成績を付けることもあるようです。

筆者が受講している科目の多くはレポートで成績が評価されることになっていました。まだ詳細を発表していない先生もいるので最終的にどれくらい書かなければならないのか分かりませんが、既に計15000字のレポートが。学生なので、勉強が本分。それは分かっているのですが、今から頭が痛いです。

もうひとつ変わったのは、就職活動がスタートしたということです。22卒なので本格的な採用試験などは来年に入ってからですが、夏のインターンシップに向けて説明会に参加したりエントリーシートを書いたりしています。あらたにすでは去年も就活に関する多くの記事が掲載されました。あの時は「大変そうだなあ」くらいの感想しか持っていませんでしたが、一年して自分の番に。当時の先輩方の思いに、やっと共感できています。

去年の記事を見返して違うところといえば、やはりオンライン実施が多いことです。説明会も6月下旬からぽつぽつと対面でやる会社が出てはいますが、大半はパソコンを使って。慣れてきたとはいえ、正直、不便なことが多いです。

まずインターネット接続が不安定な時、説明を聞けないことです。聞く準備は万全なのに、パソコンのせいで情報が得られないのはしんどいの一言に尽きます。また、質問タイムについても言いたいことが。先日、50人以上が参加するオンライン説明会に参加した時のことです。15分ほど気になったことを会社の方に聞く時間が設けられ、質問したい人は手を挙げるように言われました。筆者もいくつかあったので挙手。しかし、当たてられることはありませんでした。というのも、一度に画面に映るのは30人程度。「じゃあ○○さん、どうぞ」と指名する人が、画面に映らない参加者にも気を配ってくれない限り、挙手している姿は目に入らないのです。あの時、指名者がどうやって質問者を決めていたのかわかりません。しかし、何度か指されている人もいて、不平等だなと思いました。

不満ばかり言っても仕方ないですし、会社側もオンライン実施は初めてだと思うので同情します。ただ、就活生にとって、会社説明会は今後の人生設計を考えるうえで、きわめて重要なものです。参加後に記入した、「多くの人に平等に当ててほしい」というアンケートが今後の説明会に役立てられることを祈るばかりです。

 

参考記事:

朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞 新型コロナウイルス関連記事