私が通う学校でも先週よりオンライン授業が始まりました。
自粛生活で家の中で過ごすことに皆さんも少しずつなれてきたのではないでしょうか?
久しぶりに高校の友人と話したりオンライン上でゲームを楽しんだり、ビデオ通話アプリで様々な大学生とつながる機会に参加したりと自粛中で時間が取れるからこ
そ得られた経験がありました。
また、たくさんのアーティストや芸能人がこの辛い状況を少しでも鼓舞しようと立ち上がっています。特にSNSに自分の動画をアップして音楽業界を盛り上げようとしていた星野源さんや、ライブ映像を無料公開したり、芸人さんがメドレーでギャグをしたり盛り上げてくださっています。
多くの人がみんなでつながって乗り越えようとしています。医療に携わっていたり、スーパーなど、社会の暮らしを支えたりしている方へのエールを送っている姿を見て感動を覚えました。
しかし、そんな私たちの心を支える「文化の現場」はまず一番に不要不急の対象とみなされやすく衰退の危機に陥っています。
1500もの古書店が並ぶ東京・神保町は今やシャッター街となっておりこのまま廃業を余儀なくされる事態に陥っているそうです。そもそも仕入れた商品を交換会に持
ち寄ることで経営を成り立たせているそうですが、その交換会も今は3密の一つになってしまうので開催できません。
私の馴染みの名古屋の古本屋も今は、休業しており行けません。そもそも古本屋のお客さんの年齢層が高いこと、名古屋の交換会もできない状況があり出来ないそ
うです。
アフターコロナの世界でも、私達の心を支えてくれた「文化」が再び栄えるように何かできないか模索していると、近くの古本屋でネットで買取や通販を始めたそうです。
今週末は久しぶりに本を読み漁りたいと思います。
28日付 読売新聞朝刊 14版 (社会) 「文化の灯 風前」