先日、『西洋美術の歴史』という本を読みました。美術史の権威ジャンソン父子の世界的ベストセラー History of Art for Young People を訳したもので、西洋美術史を概観するのに適しています。ここでど…
投稿者: 安藤詩織
私たちとアートを結ぶ メディアの役割とは
編集部ブログ私たちとアートを結ぶ身近な存在と言えば、美術館でしょうか。大学生の筆者も、展覧会のチケットを取り、先日国立西洋美術館と東京都美術館を訪れました。東京に行く機会があれば、必ず美術館に立ち寄ります。いつ行っても興味深い展覧会…
英語から考える言語の多様性
編集部ブログ先日、美術館でアルバイトしていたときのことです。一人の外国人観光客に声を掛けられました。日本語で何か尋ねようとして言葉を詰まらせる彼女を見て、私はとっさに英語で応対しようとしました。すると、彼女はスマートフォンで中国語を…
アートとジェンダー
編集部ブログ「メットに入るには、女性は裸にならねばならないの?」。1985年にニューヨークで生まれた匿名のアクティヴィスト集団、ゲリラ・ガールズ。ゴリラマスク姿で横たわる裸婦がアート界のジェンダーギャップを痛烈に批判しているポスター…
アートに学ぶ「生きる」知恵
編集部ブログ私の専攻はアメリカ政治史です。しかし、現在、愛知県の単位互換事業を利用して愛知県立芸術大学で西洋美術史と現代アートの授業を受けています。創作の視点が意識されており、とても新鮮に感じます。アートは自分から遠く離れたもののよ…
国際卓越研究大学 大学の意義とは
編集部ブログ文部科学省は4日、世界最高水準の研究力をめざす大学に10兆円規模の大学ファンドの支援対象に10校が申請したと発表しました。大学ファンドは公募で選んだ数校を「国際卓越研究大学」に認定し、株式や債券の運用益をもとに支援します…
東日本大震災と私
編集部ブログ東日本大震災から12年を迎えました。愛知県で生まれ育った私には、大学生になった今でも思い返すことがあります。 ■当時の記憶 教室がグワングワンと揺れるなか、私はぎゅっと机の脚をつかみました。揺れが収まるまでがとてつもなく…
どうする就活?
編集部ブログ私は今年4月から大学3年生になります。大学のキャリア支援センターやすでに就職活動を終えた学生からのセミナーのお知らせは絶えません。4年間の学生生活の折り返し地点に達したと思えば、今度は就活が始まるのです。 大学3年になる…
入管法改正に反対の声 市民から
編集部ブログ2年前に廃案になり、政府が今国会で成立を目指す入管難民法改正案に反対する市民が23日、各地で集会やデモを行いました。名古屋・栄には約80人が集まり、筆者もデモ行進に参加しました。祝日で人通りがあったこともあり、「何だろう…
同性婚 ともに生きる社会へ
編集部ブログ「見るのも嫌だ」 荒井勝喜首相秘書官は、3日夜に性的少数者や同性婚をめぐって差別発言を行いました。岸田首相は、その前日2日に同性婚法制化について「極めて慎重に検討すべき課題だ」と述べています。その上で「家族観や価値観、社…