遅ればせながら宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』を読んだ。三島由紀夫賞・芥川賞受賞、加えて2021年本屋大賞ノミネートという偉業を成し遂げた作品。文庫化を待てるはずはない。そして何より主人公のあかりがアイドルオタクであること…
投稿者: K H
制服ズボン、スカート 周りを気にせず選びたい
編集部ブログ筆者が通っていた中学校、高校の制服制度が変わったと知ったのは昨年3月のこと。男子女子関係なく、制服のズボン、スカートを自由に選べるようになったと、同級生が電話で教えてくれました。 通っていた福岡市立の中学校では、全69校…
コロナデマ体験記
編集部ブログ昨年11月、筆者が所属するフィールドホッケー部で騒動が起こりました。数日後に4年生の引退試合を控えていた時期です。ある部員のもとに、ニュースが飛び込んできました。早速、部のLINEグループで共有した記事は、引退試合で対戦…
2021年、新聞が示すこと
編集部ブログ明けましておめでとうございます。まさに「激動」という言葉が当てはまる2020年が終わり、新たな年が始まりました。例年とは違う場所、思いで年越しを迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。筆者も帰省は控え、こたつの中で新…
五輪ポスターが問いかける「障害」
編集部ブログ17日の朝日新聞夕刊に、画家山口晃さんの東京五輪・パラリンピック公式ポスターが紹介されていました。その名も「馬からやヲ射る」。目を凝らすと、段差を越えられない車いすの老夫婦や原発事故の処理済み汚水のタンクなどが描かれてい…
中村哲さんを偲ぶ
編集部ブログ民間活動団体「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師が殺害されてから、一昨日で1年が経ちました。現地医療だけでは目の前の命を救えないと、干ばつが厳しいアフガニスタンでつづけた飲料水の確保や、灌漑のための井戸掘りは彼の生き方…
【特集】束縛きつめは、デートDV?
特集記事知り合いと恋愛の話になった。中には恋人からの束縛を笑い話にする人も。先日受けた授業の中で、束縛もデートDVにあたると知った。その境界線は存在するのか、考えてみた。 <きっかけ> 自粛期間を終え久しぶりに会った大学の先輩は…
非正規、外国人労働者に安定を
編集部ブログ一昨年、祖父母の住む島根県出雲市で、タクシーの車窓から多くの外国人を見かけました。サイクリングをしたり、地元の人と花火を買ったり、家族で食料品を買ったり。カメラを片手に出雲を観光する外国人とは、何かが違います。運転手に理…
障がい者への配慮、想像膨らませ
編集部ブログ読売新聞に連載している詩歌コラム「四季」に、1日から苅谷君代さんの歌集『白杖と花びら』が紹介されています。 ゆっくりと歩くわたしの肩先に誰かぶつかりたちまち消えぬ 先天性緑内障で視力を失った苅谷さんが、日頃外で危ない思い…
食の判断、お腹と相談を
編集部ブログ1か月前に賞味期限の切れたコーヒー飲料、1本32円。賞味期限が1週間後に迫るレトルト食品49円。食品ロス削減を旗印に、「激安」食品を販売する店をよく見かけるようになりました。 筆者がよく行く店では、賞味期限が近づいている…