区長選挙に行きましたか?

皆さん、こんばんは。朝刊には「大阪市」の存続が決まったことに加えて、橋下市長が政界から引退するという記事が大々的に報じられており、驚いてしまいました。たとえ引退しても、橋下さんにはこれからも活躍してほしいものです。

 

 実は、同じ日に私の住む足立区の区長選挙と区議会議員選挙が行われました。市長選では、現職の近藤弥生氏が、新人で元市民団体代表の斉藤真理子氏を破り、勝利しました。

 

しかしながら、投票率は46.07%と前回の47.32%より1.25%減りました。これは若者が投票に行かなかったことや、選挙自体に興味関心がない人達が増えてきているのが主な理由かと思われます。

 

 皆さんご存知かもしれませんが、足立区は北野武さんの出身地でもあり、「3年B組金八先生」の舞台にもなりました。そんな庶民的な街です。区内に住む私にとっては、「大阪都」問題に劣らない重要な出来事であり、この選挙を機会に少しでも足立区の現状を皆さんに知ってほしい。そう思い、少し時期遅れの投票となった区長選挙を紹介します。

 

 もちろん私も投票に行きました。その一方で派遣業務として、私の家から歩いて15分のところにある中川北小学校で区長選挙投票用紙の交付係を務めました。午前の担当者と交代し、午後0時半から8時までずっと椅子に座り、小学生校時代を思い出しながら、投票用紙を渡し続けました。

 

投票に来た人々を観察すると、40代、50代の男性比率が多く、若年層の人達の姿はごくわずかでした。「今の時代、若い世代の人達は選挙に興味がないんだな」。少し残念な気持ちになりました。蒸し暑い中で2時間おきに休憩を挟んでの業務でしたが、「いつもご苦労様です」や「頑張ってください」と声を掛けられることもあって、最後まで気を抜くことなく仕事を終えることが出来ました。

 

 「大阪都構想」をめぐる住民投票には、知名度ではるかに及びません。でも、足立区がどう変わるか非常に気になります。高齢化や子育て世代への支援、貧困問題に加え、23区の中で治安がワースト1位という肩書を払拭しなければならないなど、課題が山積しています。3選された近藤区長もかなりのプレッシャーを受けているかと思われます。一区民として、精一杯応援したいものです。

 

参考記事

18日付読売新聞(東京14版)29面 地域 「足立区長 近藤氏3選」


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