「2026年上半期を振り返る」

今月8日、気象庁は関西地方の梅雨明けを発表し、本格的な夏が訪れました。筆者が通う大学は、関西の中でも特に暑いことで有名な京都にあるにあります。夏のバス停は地獄のような暑さで、立っているだけでへとへとになります。十分に水分をとっても、気づけば頭は痛く、異常な汗のかき具合にぞっとする毎日です。夏本番ということは、2026年も折り返し地点です。そこで、今回は筆者の個人的な上半期振り返りにお付き合いいただければと思います。

 

2026年の幕開けは、成人式でした。中学卒業後、5年ぶりに会う面々に緊張しながらも、話しているうちに気づけば中学時代に戻ったようでした。個人的には、中学の同級生に会うのは今回が最後かなと思いながら同窓会に参加していました。ですが、小学校時代から特に仲のよかった面々とは、あろうことかそれがきっかけで以前より定期的に集まるようになりました。彼らとは、小学1年生から約15年の付き合いになります。先日も顔を合わせましたが、口を開けば就職がどう、将来はどう、と時の経過を感じました。変わらず仲間でいてくれる存在はこんなにも大切なのだと毎度毎度気づかされます。

 

また、アルバイト先でも人の存在の重要性を感じる出来事がありました。3月に職場を支えてくださってきた7名の先輩方が退職しました。そのため、筆者は4番目の古株となりました。失って初めて大切なことに気づくとよく言われますが、本当にその通りだと思います。

よく言えば、ただ楽しく働いていた、悪く言うなら「何かあっても先輩がいるから大丈夫」とどこか無責任なところがあったのだと思います。先輩方がやってきたポジションに自分が就き、後輩とペアで店を回す。アルバイトなんてそんなもんと、そこまで深く考える必要はないのかもしれません。ですが、どうやって後輩と仲良くなっていけば良いのか、どのように技術的な面を教えていけば良いのか、一番近くで見てきた先輩のように上手くいかない日々です。

環境がずっと同じであるわけはなく、それは誰もが理解していると思います。ですが、気づくのは変化してからというのは皮肉なものだと感じます。憧れの優しい先輩の存在の大きさに、後輩というポジションを失って改めて実感した春休みでした。

 

新学期が始まった4月、筆者は3年となり大学においても古株になりました。これまで漠然としていた将来を本格的に考えるようになり、嫌というほど自分と向き合うことになりました。ただでさえ、自分のことが嫌いである筆者にとって、これまでの自分自身を振り返ることは苦痛の何ものでもありません。

「これまでで一番悔しかったことは何か」「一番心が動いた瞬間は何か」「自分の強みは何か」といった質問に回答していくごとに、過ごしてきた大学生活に何も成し遂げていないことに気づき、落ち込む日々です。小中高とみんな一緒であることが良いことで、個性なんてあってないようなものだったにも関わらず、大学に入ると、就職活動をすると自分は誰かと異なる「何者」かであることが求められる。そんなもやもやを抱えながらではありますが、これからの人生でこれだけ自分に向き合うことは2度とないだろうと思い、何かを得ようと必死に自分と向き合っています。

 

上半期は、自分にとって大切な存在、変化する環境、そして将来と自分への理解といった気づきと学びを多く得る機会だったと思います。かなり個人的な内容とはなりましたが、読者の皆さんにも、改めてこれまでを振り返るきっかけになれば幸いです。日々せわしなく変化する社会ではありますが、ふと立ち止まってみるとこれまで気づかなかった意外な発見があるかもしれません。