○大迫力の展示、未来志向の改修 今月6日、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の仮設見学施設が一般公開されました。 施設に入るとまず、庁舎のシンボルである「八角塔」の巨大な屋根が出迎えてくれました。高さ約6.5メートル、ポー…
コロナで一度絶たれた学生の飲み文化 復活するか消滅するか
編集部ブログコロナ前の2019年春、京王線明大前駅前ロータリーの様子を表すのに、カオスという言葉ほど適したものはなかったでしょう。奥は広告研究会、手前は法学研究会……さまざまなサークルが陣取り、大声で飲みコールを叫ぶどんちゃん騒ぎ。…
仙台荒浜地区を訪ねて―地震大国ニッポン、震災遺構を防災意識にどこまで生かせるか
編集部ブログ仙台駅から電車やバスに揺られること、40分。東日本大震災によって甚大な被害を受けた荒浜地区に行きました。(前編「仙台荒浜地区を訪ねて―残された土地に求められる復興の形は」はこちらから) 水没し、いまは更地となった一帯に残…
【統一地方選後半戦】選挙事務所に訪問して
編集部ブログ大型連休の間も国内外を精力的に飛び回った岸田首相の動静を伝える政治記事には、解散・総選挙の可能性を探る内容が増えているようです。筆者は統一地方選後半戦の開票時刻に選挙事務所にいました。あの時に感じた熱気や緊張感が、今度は…
休むというより休まるということ
編集部ブログやめて!もうやめて…―こぼれたって構わないわ。どうにでもなってしまえばいいのよ。―お医者様なんて嫌いよ。このまま死なせて。お願い。出て行って。一人にして。もう嫌なの。 不朽の名作『ローマの休日』。その冒頭で主人公の王女が…
水俣病の今に触れる
編集部ブログ照り付ける日差しを反射して、不知火海は輝いていました。 5月1日、水俣湾の埋め立て地「エコパーク水俣」で水俣病犠牲者慰霊式が営まれました。昭和31年(1956年)水俣病公式確認の日に合わせて、犠牲となって亡くなられたすべ…
小中高生の自殺者最多514人 1人ひとりに目を向けて
編集部ブログ514 これは2022年の小中高生の自殺者の数です。高校生が7割近くを占め354人、中学生は143人、小学生は17人で、統計のある1980年以来で最多となりました。 「514」は決して単なる数字ではありません。それぞれに…
個性が抑圧されない社会へ
編集部ブログ先日、大学の途中にある川の上に鯉のぼりが飾ってありました。上京してから年中行事の存在を忘れがちの生活を送っていたので、ゆったりと泳ぐ姿に懐かしくなりました。九州の実家では毎年3月になるとひな人形が飾られていました。筆者…
新たな学習漫画の王道になるか 『勉タメジャンプ』
編集部ブログ昨日、5月5日はこどもの日。小さいころから本が好きだった筆者が、今子どもにおすすめしたい本があります。先月集英社から発売された雑誌『勉タメジャンプ』です。 子供の頃、とくに気に入っていた児童書は、朝日新聞出版社から発行さ…
SEKAI HOTEL 布施 「街まるごとホテル」とは
編集部ブログ「婦人服 キヨシマ」 土曜午後7時半、東大阪市。昭和な香り漂うレトロな字体の看板の下に、こぢんまりと佇むカフェのような空間。シックな照明が談笑するお客さんを照らしていました。知らないと通り過ぎてしまうほど街に溶け込んでい…