アルバイトというと、履歴書を出して面接をして…というイメージがあります。ですが今やアプリをダウンロードするだけで気楽にできるようです。そんなサービスを利用し、空いた時間を活用して、1日数時間だけ働く人が増えています。面接なしに好きな時に働けるなら、もっと早くに知りたかったと卒業間近の筆者は思ってしまいました。
というのも、バイトの面接を受ける度、「半年もできないのか」と言われることが多々あったからです。「1年以上やってもらえる人を優先せざるを得ない、応募者多数で」を決まり文句に不採用が続き、就活より難しいのではと思ってしまうほどでした。長期間できるアルバイトは結局見つからず、短期の仕事を探しては働いています。
面接なしに気軽に働ければこれほど良いことはありません。今日の読売新聞で紹介されていたスマホアプリ「タイミー」は3時間といった短時間の仕事も紹介しています。
単発の仕事は、空いた日、時間に簡単にできます。いろいろなことを体験できる、勉強になるとも考えています。これまで単発・短期のバイトを通して出会った社員の人も、ベテランとして働いている中年の人たちも、「一つのことより、いろいろ体験した方が社会勉強になる」と口をそろえます。
働いて痛感したのは、日常生活とは違う立場になれるからこそ、多様な視点を持てるようになったことです。就職をすると一つの職種に絞って働くことになります。アルバイト自体は、これからの仕事には直接は生きないかもしれません。それでも将来また同じようなことをやるかもしれないし、様々な体験をするという意味では今後に活かせると思っています。単発だからこそできる職を体験し、視野を広げるのもいいなと思います。
参考記事:
今日付 読売新聞朝刊(12版)19面(くらし) 「短時間の仕事 アプリで探す」