「リクルートスーツ買った?あとパンプス〜」「ううん、まだ買ってないの〜」「パンプスって案外ヒール高いんだね。びっくりしちゃった。」「あの靴で走り回るのきついよね」
こんな会話を友人とするようになった。筆者は大学3年生になり就職活動を始めた。6月に入り、合同説明会やインターンシップの選考など、スーツにパンプス姿で街に出る機会が多い。先日も一日パンプスで街を歩き回った。疲れ果てて家に帰ると靴擦れがたくさんできており、ストッキングには血が滲んでいた。私と同じ様にヒールの痛みに悩んでいる女性は社会で少なくない。
このような女性の悩みから、「靴」と「苦痛」をかけ、パンプス強制に疑問を呈する「#KuToo運動」は知っているだろうか?
今朝の読売新聞朝刊を見ると、
パンプスやハイヒール着用の「強制」をやめてほしいという署名活動が反響を呼んでいるほか、男性にパンプスの履き心地を体験してもらう取り組みもある。スニーカーを推奨する企業も出て来た。
とある。
記事を見て驚いたのは、スニーカー就職活動を推進するキャンペーンが企業で行われていることだ。
ジョンソン・エンド・ジョンソンが、就職活動でスニーカーの着用を推奨するキャンペーン「#スニ活」を実施している。サイトを見ると、実際にスニ活(スニーカースタイル)の例の写真などが載っている。確かにこの動きが広がるには相当の時間を要すると思うがが、広がっていってほしい。たかが数センチのヒールでも、多くの女性就活生は、苦労している。
しかし、ヒールは時には女性を美しく見せる魔法の靴だ。
どんな場面でもヒールを履きたい時に履き、各自で選択する社会になっていってほしい。
引用
・2019/06/14 読売新聞「パンプス強制 Ku Too」https://www.yomiuri.co.jp/life/20190613-OYT8T50091/
・ジョンソン・エンド・ジョンソン