嵐、2020年末で活動休止
昨日、夕方の報道番組を見ていると、衝撃的なニュースが飛び込んできました。SNSでも、友人たちがグループ活動休止を惜しむ声を発信しています。
私は熱狂的なジャニーズファンではありませんし、ライブに行ったこともありません。それでも、私たちの世代にとって、嵐は青春の思い出に彩りを添えてくれる、そんな存在だったなと思います。
カラオケで歌って踊って、みんなで盛り上がる「A・RA・SHI」。体育祭でかかっていた「Happiness」。受験期に聞いていた「サクラ咲ケ」…。曲を聞くと、当時の思い出が次々によみがえります。
思い返してみると、嵐をよく知るようになったきっかけは、松本潤さん主演のドラマ「花より男子」でした。主題歌だったラブソング「Love so sweet」のイントロを聴くと、今でも恋をした時の甘酸っぱい思いに浸ります。その後も、二宮和也さん主演の「流星の絆」や、大野智さん主演の「怪物くん」などをテレビでみました。翌日、学校で友達とドラマについて感想を言ったり、今後の展開を予測しあったりしたのが懐かしいです。
メンバーそれぞれが復興支援に尽力する姿も、印象的でした。チャリティーコンサートを続けながら、東日本大震災や西日本豪雨の現場に足を運んで人々に寄り添い、被災地の現状を外に伝える役割も果たしてきました。2010年の紅白歌合戦で披露され、応援ソングとなった「ふるさと」の、優しいメロディーと故郷に対する強い思いが詰まった歌詞が好きです。
数々のバラエティー番組を通じて、メンバーの和やかなやりとりと雰囲気から、仲の良さと強い結束力を感じていました。それこそが、幅広い世代に長年愛された秘訣なのかもしれません。一人ひとりが「5人じゃなきゃ嵐ではない」と口にし、互いを思いやりながら自分なりの言葉でファンに経緯を伝える姿に、心を動かされた会見でした。あともう少し、みんなに笑顔を届けてください。
参考記事:各紙 「嵐 来年末で活動休止」関連面