ゴールデンウィークまであと少しですね。今週末から始まるので、家族旅行や実家へ帰るなど何かしら計画を立てている人も少なくないでしょうか。
私ですか?今のところ何もありません。下宿をしているので、そこでまったり過ごすことになりそうです。私のように、長期休暇中はどこに行っても人が多いので、家族と家でゆっくりしていたいと考えている方は多いと思います。
さて、皆さんはこの言葉を聞いたことはありますか。いずれも、近ごろ話題になっています。
「メガドラ、ファミコン、スーファミ」
「懐かしい!」と思う方もいれば、聞いたことはあるけれどよくわからない、あるいは何のことか、という方もいらっしゃるでしょう。これらは、1980年代から90年代にかけて大ヒットした家庭用ゲーム機です。正式名称は左から順に、メガドライブ、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコンです。
しかし、なぜこのような時代をさかのぼる現象が起こっているのでしょうか。本紙によると、30~50代をターゲットに、もう一度ゲームをプレイしてほしいというメーカーの思惑があるそうです。また、メガドラは今年に復刻予定で、すでにファミコン、スーパーファミコンの2機に関しては、復刻版として販売されています。この復刻版ですが、いずれも大きさは手のひらサイズ、ゲームソフトは機器本体に内蔵していますので、持ち運びも可能になっています。さらに、お値段ですが、ファミコンを例にとってみますと、1983年発売当時は14,800円だったのに、2016年に発売したものは6,458円と半額以下となっています。
お手頃価格で楽しめるゲーム機として、再び脚光を浴びていますが、現在のプレイステーション4やニンテンドースイッチと一体どこが違うのでしょうか。
実は筆者、小学生のころから、祖父母の家でファミコンをプレイしていました。当時大好きだったソフトは、「スーパーマリオブラザーズ」や「エキサイトバイク」でした。ソフトを差し込む部分に思いっきり息を吹きかけ、本体左下にある電源ボタンを入れると、目の前にはドットの世界、さらには耳に残るBGMが聴こえます。
内容は今よりシンプルで、1人で十分楽しめますし、2人でも遊べるようになっています。さらに、遊んでいると効果音がおかしくなることや、突然画面がフリーズするなど「バグ」と呼ばれる現象がよく起こります。しかし、筆者はこのような欠点も楽しみながら遊んでいました。
お話したいことは、まだたくさんありますが、現行のゲームと違う点をまとめて挙げると、「シンプル」「少し欠点がある」「誰でも楽しめる」ところではないでしょうか。
今回の復刻版は、ゲーム離れしている中高年に焦点が当てられていますが、昔のゲームに興味のある10~20代も手に取りやすいと思います。ゴールデンウィークに家族、あるいは友達と一緒にファミコンに興じるのも、素敵な思い出になりますよ、きっと。
参考記事:
24日付 読売新聞朝刊 13版7面「懐かしゲーム機 復刻」