【特集】2017年 あらたにす総集編

本年も最後の日になりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
無事に仕事を納めた方も、正月休みなんてないよ、という方も、あとほんの数時間で2018年、平成30年がやってきます。わたしはと言えば、本年この記事が最後のお仕事。謹んで、やり切らせていただきますね。

現在この記事を実家の居間で書かせていただいているのですが、皆さん年末年始はどこで過ごされるのでしょうか。年末と言えば帰省ラッシュ。わたしも数日前、京都から実家のある群馬県に帰省しました。
あまり知られていないことですが、群馬県は自動車の保有率が国内1位と言われています。県全体で137万台。人口が200万人強ですから、二人に一人は自動車を保有していることになります。そんな群馬県内では、昨日30日が帰省ラッシュのピークでした。場所により、高速道路の渋滞は15キロにも及んだそう。自分の家に帰るだけでも一苦労ですね。

帰省の大混乱は自動車だけではありません。JR東日本によれば、30日の上越・北陸新幹線下りの指定席は終日ほぼ満席、自由席の乗車率は140パーセントに上る列車も。わたしが新幹線を利用したのは28日なのですが、混雑を予想したものの思ったより空いているといった状況でした。個人的な感想なのですが、年末の帰省は思ったよりギリギリ、という人が多いのかもしれません。普段はこのような社会の出来事に対して、自分なりの考えや対策を練る学生編集部ですが、年末の大渋滞ばかりはどうしようもありません。運転席の皆様、お疲れ様です。

東京へ向かう新幹線の中で、今年のあらたにすの記事をさかのぼってみてみました。自分の最初の担当記事から思えば10か月。障害を持つ方と伝統産業についての記事でした。それから昨日までの記事を順繰りにさかのぼってみたのですが、今年も様々なことが起こりましたね。

ホットだったのは東京五輪についての話題。それに伴って築地市場移転問題や、小池都知事新政権については、あらたにすでも何度も取り上げられました。福祉の分野では、待機児童や虐待問題、里子の問題と絡めて子供に関する話題が多かったように思います。少子化と呼ばれる現代で、新聞も学生編集部も、無意識にそちらの方向に目を向けるようになっていたのかもしれません。
それから、今までのあらたにすではあまり見られなかった「性」についての話題。性差から日本の性教育まで、あらたにすにとって新しい切り口の話題として、編集部内でも盛り上がりました。
下半期からは、どうしてかタバコの話題が増えましたね。大学生的には常にホットな話題だよな、と感じていました。来年からはまたたばこ税増税ともいわれている中で、編集部の喫煙者側はどのような記事を書くのか。少し楽しみでもあります。

記事の内容だけでなく、形式について、今年は新たな試みもありました。
例えば10月2日投稿分「特集 飲み会について、学生は言いたい!」。下半期からの取り組みで、このように複数の編集部スタッフの意見をまとめた座談会風の記事の作成に挑戦しました。皆さん、気が付きましたか?

来年からもこのように、少しずつあらたにすを進化させていきたいと思っています。これからのあらたにすの進化に乞うご期待。

長くなってしまいましたが。
年末ということで私なりに、今年の総復習をしてみました。いうなれば「2017年 あらたにす総集編」とでも題しましょう。これを読んで思い出した記事があれば、ぜひ振り返ってみてくださいね。

さて、父が年越しそばの準備を始めたようなので、2017年最後の記事はここまでとさせていただきます。
今年も1年、あらたにすにたくさんの閲覧を、本当にありがとうございました。皆さまのいいねやコメントが、学生編集部の励みです。
また記事を書くにあたって、今年1年お世話になった皆様方に、この場を借りて感謝の意を表させていただきます。誠にありがとうございました。

明日には2018年最初の記事が投稿されることと思います。年始のご挨拶は担当の吉田さんに任せて、わたしはおそばを茹でてきますね。

2017年、ありがとうございました。
2018年、よいお年を。

参考記事:
31日付 朝日新聞(東京13版) 19面(群馬) 「帰省ラッシュ 県内も」
2017年1月1日~12月30日 朝日・日経・読売3社プロジェクト「あらたにす 学生は言いたい!」 全記事より