書店で一晩を過ごす!?

9月も終わりに近づき、セミの声も小さくなってきました。だんだん秋に近づいているのが感じられ、この夏の暑さから解放される喜びと、やっぱり夏が恋しい気持ちが半々の筆者です。

そんな秋を感じながら、夏休み明け久しぶりに大学の図書館へとやってきました。今、この記事を図書館で執筆しています。しかし、本に囲まれた環境にいると、「読書」という誘惑が付きまといます。今、その誘惑と戦っているわけです。(記事執筆に集中してほしいものです。)

そんな筆者が、昨日SNSを見ていると、目を引く催し物を見つけました。その名も、「丸善ジュンク堂に住んでみるツアー」。

「ジュンク堂に住みたい」

9年前、Twitter上のこんなつぶやきから始まった「書店に泊まる」企画が4年ぶりに復活。そして今年は東北初となる「丸善 仙台アエル店」にて10月28日(土)から10月29日(日)の1泊2日で開催されます。参加資格は18歳以上で、読書が好きな人。募集人数は5組10名様。

(hontoホームページより引用)

開催時間は23時頃から翌朝7時半までで、その時間内は、店内で自由に過ごすことができるそう。ひたすら本を読んでもよし。めったにできない「書店内での飲食」や「書店内での睡眠」をしてみるもよし。なんと夢のような空間。読書好きにはたまらない催しです。

しかし、募集人数5組10名という非常に狭き門。そう簡単には、書店で寝泊まりの夢は叶わなさそうです。当たらなかった、都合が悪く参加できない、そんな人たちにも向けた、自宅で一晩一緒に読書をしながらツイッターを通して参加する「丸善ジュンク堂に住んでみるツアーエア参加」も呼びかけています。参加方法は簡単。指定のハッシュタグをつけ、読んでいる本をTwitter(現X)でツイートするだけです。

読書の秋。いつもの時間、いつもの場所で本を読むのも良いですが、なかなか味わえない書店という場所で本と新しい過ごし方をしてみたり、エアー参加をしてみたり、いつもとはちょっと違う「読書」を味わうのも魅力的です。

 

参考記事:朝日新聞 16日付 誰もが自分に合った読書の形を

hontoホームページ https://honto.jp/store/news/detail_041000079416.html