止まらないガソリン高。迫られる対応

大学の夏休みも中盤となりました。免許をとった筆者は、ドライブ旅行に出かける予定です。とは言え、金銭的な面で大きな痛手を覚悟しています。それは新聞やテレビで報道されているガソリン代です。車を使って遠出をしたくても、収入源はアルバイトだけの大学生です。いっそ電車を利用して節約しようと思うことが旅行計画を立てる上で多々ありました。

こういった中、昨日の読売、朝日、日経の3紙には、「ガソリン価格が最高値に迫る」という見出しが並びました。価格は14週連続で上昇し、過去3番目のリッター当たり183.7円を記録したといいます。最高値とされる2008年の185.1円に迫る勢いになっています。地域差もあり、21日時点では、長野県で192.3円、国内最低価格の岩手県で178.9円と13円の差があります。

読売新聞は、この高騰の背景として3つの問題を指摘しています。1つ目は、サウジアラビアによる原油価格下支えの追加減産。2つ目は、円安による円建て価格の押し上げ。3つ目は、ガソリン価格を抑えるために政府が導入した補助金の減額。そのうえ、長野県のように海に面していない地域は輸送コストがかさみ、価格高騰に拍車がかかっていると思います。

実際に、ガソリンスタンドの経営者に伺うと、「値上がりで利用客が減ったとは感じない。逆にコロナ禍があけたから今年の夏は旅行などで利用客が増えた」とのこと。3年に及んだコロナ期間の行動自粛でお金を使わなかったことも利用増の一因のようです。政府の補助金に対しては、「いくらという明確な数字はわからないが、効果はある」。今後、政府は明確な数字を示し、国民の理解を求めることも重要だと取材を通じて思いました。利用客の中には、200円に到達すると車の利用を控えたいといった声やこの残暑で近所の買い物でも車に乗っていたが、自転車などで節約するという声もあるそうです。ただ、車の利用が欠かせない地域もあり、高騰するガソリン価格には目をつぶってハンドルを握っている人が多いのは明らかです。政府の迅速な対応を求めたいです。

まだまだ値上がりの波は続くといいます。先日のTBSの報道番組では、タイヤの空気圧やアクセルの踏み方によって燃費が変わるということが紹介されていました。これらも実践し、燃費のいい走りで遠出でのガソリン代を少しでも節約していきたいものです。

 

参考記事

25日付 朝日新聞朝刊 4面(13版)「ガソリン代補助拡充へ」

24日付 朝日新聞朝刊 3面(14版)「ガソリン 最高値に迫る」

24日付 読売新聞朝刊 3面(13版)「ガソリン高 止まらず」

24日付 日経新聞朝刊 22面(12版)「ガソリン 最高値迫る」

参考資料

TBS NEWS DIG 「ガソリンが高すぎる!すぐできる「ガソリン」節約術&お得に購入」

ガソリンスタンド価格比較サイト