誰しも、人の笑顔を見ると幸せな気持ちになるものです。京都市ではある人の周りで常に子どもの笑顔が溢れています。
シャボン玉のパフォーマンスで子どもたちを喜ばせる「シャボン玉おじさん」が京都市にいる。週末の公園に現れたり、保育所や幼稚園に駆けつけたり。「子どもの笑顔が見たい」ときょうも夢をのせてシャボン玉を飛ばす(朝日新聞,2023)。
シャボン玉おじさんのお名前は、石鹸田泡男(しゃぼた・あわお)さん。「プロシャボラ―」だそうです。そんな石鹼田さんに今回はインタビューをして、その素顔に迫っていきます。
――職業がプロシャボラーということなのですか。
「前職は雑貨・化粧品メーカーで勤務していましたが、現在は会社を辞めプロのシャボン玉職人として活動しています」
おもちゃメーカーで勤務していた経験を活かして、シールやキーホルダーも作っているとのことです。筆者もそれらを頂きましたが、非常に可愛らしいデザインで家宝にしています。
――多くのメディアにも出演しているとのことですが。
「以前、関西テレビのウラマヨ!で紹介され、今月3日にはMBSのよんチャンTVで取り上げられました。関西圏のテレビばかりですが、依頼があれば全国どこへでも飛んでいきます」
――シャボン玉はどのように作っているのですか。
「全て自作の道具で泡を生みだしています。また、シャボン玉液も自作しておりその日の気温や湿度に合わせて微妙に調合を変更しています」
――最後にやりがいを聞かせてください。
「やはり子どもたちの笑顔です。シャボン玉は全ての子どもたち笑顔にする力があります。ボランティアではなく、あくまでも『プロ』シャボラーとして活動に励んでいきます」
プロとしての意識を感じると共に、人としての優しさがあふれ出ていた石鹼田泡男さんでした。シャボン玉は、子どもたちだけでなく大人までも見入ってしまうほど芸術的要素があります。石鹼田さんのインスタグラムに今後の活動日や活動時間など記載されているので、ぜひご参照ください。
参考記事
6月28日付朝日新聞朝刊(京都,1) 「シャボン玉おじさん、夢ふわり 「笑顔、見たくて」 石鹸田泡男さん /京都府」