電力自由化スタート、より多くの選択肢を

4月1日、新年度になりました。新しい環境での生活に期待と不安を抱えている方も多いことでしょう。筆者もその一人です。本年度よりあらたにす学生スタッフの一員になりました西岡矩毅と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

さて、私は昨日サークルの帰りに立川にある昭和記念公園を訪れました。桜は見頃を迎えており、まるで新年度を祝うかのようです。そして、足元を見てみるとツクシが並んでいました。ツクシの花言葉は「向上心」「努力」だそうです。これもまた、励ましの言葉のようです。

本日1日よりスタートするのが電力小売りの全面自由化です。これまで地域ごとに決まった電力会社から買うしかなったのが、自由に選べるようになりました。ガスや石油元売り、携帯電話、鉄道など260以上の会社が参入しています。各社は、料金の引き下げやサービスの向上に努めることになるでしょう。消費者は自分のライフスタイルに合った会社、プランを選ぶことで電気料金を抑えることが出来るようです。

筆者が願うのは安さだけを追求するのではなく、安心・安全・安定的な電力の供給です。電気無しでは生活できない現状から、安定的な供給は必須条件でしょう。かつ安心・安全な電力の供給です。例えば再生可能エネルギーで発電された電気が日本中を灯せば消費者の生活はより良くなるのではないでしょうか。

そのためにも電力会社、新規参入会社には価格競争以上にサービス・技術力向上に努め、消費者の選択肢を広げてもらいたいものです。

ツクシには他にも花言葉があります。それは「驚き」です。今年一年どんなニュースが私たちを驚かせるのでしょうか。あらたにすを通じて、率直な思いをつづっていきます。ぜひ、皆様の意見もお聞かせください。宜しくお願いします。

 

参考記事:

1日付 各社「電力自由化」関連面

同日付 読売新聞 朝刊 12版 12面 「基礎からわかる電力自由化」

同日付 朝日新聞 朝刊 13版  2面 「知る選ぶ 電力新時代」