コロナ禍の就活に思うこと

先日、大学の学期末試験が終了し、春休みに入りました。今年は、新型コロナウイルスの影響で一度もキャンパスに通うことができませんでした。学習の質は対面時と比べて、あまり変化を感じませんでしたが、友人とのコミュニケーションは大きく減少しました。これは今年、就活生の私にとって、致命的です。というのは、周りの友人の就活状況や企業の情報がなかなか入ってこないからです。

そして、私を焦らせたのは、16日付の読売新聞朝刊33面の就活ON!『筆記、面接…進む早期選考』。複数の業界の面談を既に受けている学生や内定を得た学生などへのインタビュー記事が掲載されています。なかなか就活の情報を得ることができない中、就活ON!は他の学生の動きを知る数少ない貴重な手段になっています。

また、その他、新聞やネットの記事では、今後、就職環境は厳しくなるという関係者の声が多く上がっています。中には、「就活生は志望業界を1つに絞らずに、2つ、3つと増やしてほしい」という声もありました。筆者も今年に入って、1つの業界だけでなく、多くの業界に目を向けるようになりました。ただ、1つの業界だけを大学1年時から志望してきた筆者にとって、他の業界は未知の世界。オンラインインターンなどで、日々理解を深めようと努力していますが、まだまだ時間はかかりそうです。

3月1日には、企業の説明会などが解禁されます。3月初めからしっかり始動できるように、残り少ない時間ではありますが、引き続き、自分にあった企業選びを進めていけたらと思います。

参考記事
16日付 読売新聞朝刊(東京12版)33面(くらし・教育)「筆記、面接…進む早期選考」