就活生をなめるな

編集部ブログ

朝起きて携帯電話を開くと、40通ほどのメールが溜まっている。「〇〇社採用担当」「【△△市役所】就活フォーラム出展」。ほとんどが就活に関係したものだ。大半は読まずに削除する。私にとってこれが毎朝の日課である。志望業界と無関…

令和と号外

編集部ブログ

「新しい元号は『令和』であります」 午前11時41分、菅義偉官房長官は首相官邸で248代目の元号が書かれた色紙を掲げた。平成の終わりに寂しさを覚えつつも、新たな時代への期待が募る。 新元号の発表を仙台の実家のテレビで確認…

新人記者と、震災から逃げた自分。

編集部ブログ

3月は異動の季節。本日付の朝刊には、この1年を振り返る新人記者のコラムが掲載されていた。   「記者になって初めてのこの1年、県内で震災関係の取材を多く経験した。写真や映像だけでは分からない圧倒的な現実に言葉を失った」 …

震災8年。若い力の可能性。

編集部ブログ

死者1万5897人。行方不明者2533人。関連死3701人。東日本大震災から8年が経った。今なお5万1778人が県内外で避難生活を送っている。また、3000人以上がプレハブ仮設住宅で過ごしている。復興の歩みは道半ばである…

反日とは何か

編集部ブログ

半年間の留学が終わり、昨日の昼に韓国から帰国した。空港の到着ロビーには、母が迎えに来てくれた。開口一番に言われたのが「あんた、大丈夫だったの?」 韓国の3.1独立運動100周年の影響を心配していたという。「外務省から渡航…

聞け、沖縄の声

編集部ブログ

2月とは思えない汗ばむ陽気だった。朝8時、那覇市中心部の久茂地地区で男性がメガホンを手に声を張り上げていた。「24日、投票に行きましょう!」。その隣では、「反対に○を」と書かれたノボリを持つ市民の姿も。沖縄は、例年にない…

じぇじぇ!三陸が熱い!?

編集部ブログ

東日本大震災で壊滅的な被害が出た岩手県沿岸の三陸地方。震災から8年目の今年、大きな盛り上がりを見せようとしています。 中心的な存在が同県釜石市。今年9月から11月にかけて開催されるラグビーW杯では、市北部にある釜石鵜住居…

家を出よ カフェへ行こう

編集部ブログ

少し仰々しい言い方ですが、カフェのない生活を想像するとゾッとします。読書のため、勉強のため、改まって話をしたい時、デートコースの一つに、旅行の合間に…。あらゆる場面で重宝しているのは、筆者だけではないと思います。これが無…

まちの主人公は誰だ。

編集部ブログ

「私の大好きな街を潰さないでほしい」 今日の朝刊に切実な叫びが掲載されていた。その声の主は東京・葛飾区に住む23歳の男性だった。同区の京成電鉄押上線立石駅周辺で、タワーマンションなどを建設する再開発計画が持ち上がっている…