今年は日韓国交正常化50周年。

感染が拡大するお隣の国、韓国。感染者の数が100人を超えたとの報道を聞き、先日韓国に住む友人に急いで連絡を入れました。こんな時、日本の対応はどんなものかと思い調べてみると、昨日の日韓外務省局長会議で連携していく方針が決まったと聞き安心しました。困った時には助け合う関係であってほしいと願います。
今月の22日、日韓国交正常化50周年を迎えます。しかし、竹島、慰安婦、教科書問題の改善は見られず、韓国では日本叩きが、日本では韓国叩きが止まないことも事実です。このような状況の中、外務省局長会議が昨日開かれ、日本からは伊原純一アジア大洋州局長が、韓国からは李相徳東北アジア局長が出席しました。ここで、安倍首相と朴大統領の50周年記念式典への出席に関しても協議されました。両国のトップが出席すれば、日本と韓国の関係改善に繋がるでしょう。
日韓関係が良好な方向に向かって欲しいと願うのも、韓国に住む親日の人達とであったからかもしれません。私は、今年の春に日本大学生訪韓研修団として韓国を訪れました。JENESES2.0というプログラムの一環で未来の日韓関係を良くすることを目的とするものです。年齢、職業を問わず多くの韓国人の方と交流しました。そこでなによりも、お互いの文化の歴史を知ることの重要さを感じたものです。
韓国人は、日本人よりも先人を重んじるという文化があるといいます。(格好良い1番の制裁が、改名 というほどです。)日本が謝罪一つで終わらせれば、韓国人には先祖を軽視しているとうつるかもしれません。

お互いに嫌いあっていれば、そこから良いものは生まれないはずです。近い国だけど、違う文化で違う立場だということを理解し合うことが簡単そうに見えてもっとも難しく重要なことだと思います。

さて、あと数日後に控えた記念式典。両国の首脳は出席するのか。目が離せません。

参考記事:6月12日付 日本経済新聞 14版 第4面(政治面) 「日韓、関係改善手探り」

 

 

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