障がい者への配慮、想像膨らませ

編集部ブログ

読売新聞に連載している詩歌コラム「四季」に、1日から苅谷君代さんの歌集『白杖と花びら』が紹介されています。 ゆっくりと歩くわたしの肩先に誰かぶつかりたちまち消えぬ 先天性緑内障で視力を失った苅谷さんが、日頃外で危ない思い…

介護殺人 もし友人だったら救えるか

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10月28日、目に留まった記事があった。神戸市の元幼稚園教諭の女性(22)が、介護していた認知症の祖母を殺害し、執行猶予判決を受けた事件だ。「介護で寝られず、限界だった」。衝動的に祖母の口にタオルを押し込んで窒息死させた…

ウソがかき消す弱者の声

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28日、米国上院の委員会がオンライン形式で開いた公聴会で、政治に絡むSNSでの投稿の削除や閲覧制限など、運営会社による監視の在り方を巡る議論がなされました。例えばツイッター社は、事実かどうか不明な投稿や、暴力を正当化する…

出生前検査 踏み込んだ規制作りを

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世の中には、多くのルールがあります。それらで、私たちは守られ、安心して生活することが出来ています。しかし、ルール作りが時代の変化に追いついていないことも多々あります。出生前検査に関する規制作りもその1つです。 出生前検査…

ニュースの登場人物にも人権あり

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「3歳死亡 母を起訴」。24日付朝日新聞の朝刊社会面の見出しの下に載った梯(かけはし)容疑者の顔写真に目が行きました。なぜこの記事に、彼女の写真が載ったのでしょうか。 東京都大田区のマンションで6月、置き去りにされた女児…

「報道と権力の距離」を考える

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 15日、新聞週間が始まった。今年は、新聞と権力との距離を考えさせる出来事が多かった。  例えば、賭けマージャン問題。緊急事態宣言が出ている中、黒川弘務・東京高検検事長と朝日新聞社員(元記者)と産経新聞記者2人が賭けマー…

台風から1年、丸森町は今

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昨年10月の台風19号上陸から、12日で1年となりました。阿武隈川水系の氾濫などで大きな被害を受けた宮城県・丸森町で追悼式があり、各紙で取り上げられていました。 丸森町には並々ならぬ思いがあります。昨年12月にボランティ…

わいせつ教員 実態の解明を

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  いつだったかハッキリとは覚えていないのですが、中学3年生か高校1年生のとき、自分の通っている学校の先生が生徒にわいせつ行為をしてニュースになりました。筆者は寮生活をしていて、学校の外に出ることが少なく、テレ…