懲役と禁錮を廃止し、拘禁刑に一本化する改正刑法が6月1日に施行されました。1907(明治40)年の刑法制定以来、新たな種類の刑罰が導入されるのは初めてです。 拘禁刑は、受刑者を刑事施設に拘置した上で、「改善更生を図るため…
社会
2014年12月以降採用タグ
江ノ島のオーバーツーリズム対策 「右回り」から「左回り」へ
編集部ブログ近年、神奈川県の観光地・江ノ島や鎌倉エリアでは、インバウンドを中心とした観光客の急増により、オーバーツーリズムが深刻化しています。 筆者が2024年12月、友人とともに江ノ島に行ったときにも、その影響を実感…
遅れる札幌延伸 影響は?
編集部ブログ完成すれば東京と札幌を約4時間半で結ぶ北海道新幹線。これまで空路での移動が中心であった区間に新たな移動手段がもたらされることになり、沿線の活性化に期待がかかります。 ただ、トンネル工事の難航などにより札幌延伸は大幅に遅れ…
古都を支えて135年 琵琶湖疏水に再び脚光
編集部ブログ「琵琶湖の水止めたろか」という言葉は、滋賀の人が京都の人に放つ冗談として有名です。京都市の水道水の99%に琵琶湖の水が使われていて、湖水は京都の人々の生活に欠かせないものです。 琵琶湖疏水は、明治時代に作られ、今も現役の…
駅で繰り返される「ピーン・ポーン」って何の音?
編集部ブログ駅にいると聞こえてくる「ピーン・ポーン」という音。時には小鳥のさえずり音が聞こえてくる時も。一定の間隔で繰り返されるその音は「盲導鈴」と呼ばれ、視覚に障がいのある方に駅の改札口や建物の入り口などの位置を知らせるものだそう…
紙と電子版 時代とともに変化する辞書のかたち
編集部ブログ1955年5月25日に岩波書店から広辞苑の初版が刊行され、2025年で70年を迎えます。18年に刊行された第7版では約25万語が収録され、現在は電子版という形態でも提供されています。 電子辞書の出荷台数は0…
SusHi Tech Tokyo 2025 と日本のスタートアップの未来
編集部ブログ2025年5月8日から10日にかけて東京ビッグサイトで開催された『SusHi Tech Tokyo 2025』。筆者は最終日の「パブリック・デイ」に参加してきました。 広々としたホールには、無数の照明が取り付けられ、会場…
紫色のライトが伝えるもの 「見えない難病」に目を向ける
編集部ブログ昨日、5月19日は「世界IBDデー」でした。IBDは、腸を中心に消化管の炎症を繰り返す炎症性腸疾患のことを指します。世界中で啓発イベントが開かれ、IBDに対する社会の理解を深めたり、根治療法研究の必要性への認識を高めたり…
ゲーム理論とは? コロナ禍の買い占め騒動を考えました
編集部ブログ筆者は大学で経済学を学んでいます。新学年になり他学部の友達に時間割を見せると、「ゲーム理論」って何をするの、と聞かれました。経済学部の学生なら多くの人が学ぶであろうゲーム理論について紹介します。 自分の損得が自分の行動の…
韓国の政治葛藤とメディアリテラシーの不在
編集部ブログ2024年12月3日、当時の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は戒厳令を出しました。韓国では、過去の軍部政権による戒厳令によって多くの犠牲者が出た歴史があるため、「戒厳トラウマ」とも呼ばれる国民的な記憶があります。そのため…