「カフネ、本屋大賞受賞」。書店の前を横切ると、こんな大きなポップが目に入ってきました。店内の特設コーナーが一際目立ちます。4月9日、全国の書店員が一番売りたい本を投票で選ぶ第22回本屋大賞が発表され、受賞作品は、阿部暁子…
文化
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創作か、パクリか ジブリ風AIイラストをめぐって
編集部ブログ何気なく使っている言葉を調べ直してみると、思わぬ発見があります。例えば「パクリ」という言葉。語源は“ぱくり”と口を開ける様子から来ており、剽窃や盗用を指す俗語として使われています。1925年の『現代用語辞典』には「かっぱ…
フランスの「和食」って実際どう?
編集部ブログ2013年、「和食」が世界無形遺産に登録されました。それ以降、日本の代表的な文化として「食」は世界に広がりを見せています。私の住む京都では外国人観光客が多く見られ、駅ビルに入っているラーメンストリートや日本食レストランは…
大阪・関西万博に期待すること
編集部ブログ2025年4月15日、大阪・関西万博を訪れました。入場まで3時間待ちとの報道もありましたが、開幕から3日目の平日、15分ほどで手荷物検査をクリア、スムーズに入場することができました。万博初日の入場者数は11万9千人、この…
「共通の敵」は本当に不正義なのか 映画「ウィキッド」から米国DEI廃止政策と世界の分断を考える
編集部ブログ先日、アカデミー賞のあらゆる部門にノミネートされた映画「ウィキッド ふたりの魔女」を観ました。実力派俳優シンシア・エリヴォと、世界的ポップスターアリアナ・グランデの歌声に圧倒される、素晴らしい作品でした。 名作小説「オズ…
いよいよ開幕 街で見かける万博の形跡
編集部ブログ12日、大阪・関西万博の開会式が大阪湾の人口島・夢洲(大阪市此花区)の会場で開かれました。日本と海外の158か国・地域、7国際機関が参加しています。13日に開幕し、10月13日まで184日間にわたる祭典です。 1851年…
「ジェンダー」配慮の今を考える
編集部ブログ「ジェンダー」という言葉は、ここ数年で広く世間に浸透しました。それとともに人々のジェンダー意識には変化が起こっていると感じます。これまで、女性がするのものとして捉えていた、メイクや脱毛など美容の分野においては顕著にその捉…
ディズニー映画と多様性 世界に広がる価値観の「揺り戻し」
編集部ブログ3月下旬から公開されているディズニー実写版映画『白雪姫』。以下の文章は、ディズニー公式サイトで紹介されているイントロダクションの冒頭です。 雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに…
減少する書店 一方、増加する独立系書店とは?
編集部ブログ先日、近所の書店を訪れました。幼い頃から慣れ親しんでいた本屋さんで、地元では一番大きな店構えです。しかし、書店のスペースは縮小され、一部に別のテナントが入っていました。書店の減少や活字離れが話題になる昨今、売り場が小さく…
SNSで建築に親しみを ジブリパークにも
編集部ブログ先日、第2回「みんなの建築大賞」の結果発表があり、茨木市文化・子育て複合施設 おにクル(設計:伊東豊雄建築設計事務所・竹中工務店JV)に授与することとなりました。そして2位となったジブリパーク 魔女の谷(設計:スタジオジ…