心地よい風が肌を撫でた。一面に広がるコットン農場で、背丈およそ30cmの綿の木が根元からわさわさと揺れている。耕された柔らかい土を踏みしめながら辺りを見回すと、淡く広い空の下、みずみずしい草木と赤茶色をした肥沃な土が縞模…
特集
「100年フード」 あなたの地元にも?
編集部ブログ工芸品や祭など、日本各地には有形、無形を問わず多くの文化が伝わっています。その一つが食文化です。そんな各地に残る食文化の継承やPRを目的に、文化庁は2021年度から「100年フード」という取り組みを進めています。 自治体…
視点が変わる平和学習 修学旅行で訪れたけれど、学び直すことの重要性
編集部ブログ今月22日から1泊2日の長崎旅行に行ってきました。2022年に開業した西九州新幹線を利用した旅です。九州新幹線と直結していない西九州新幹線。博多から武雄温泉まで特急電車に揺られ、武雄温泉駅の同じホームにある長崎行き新幹線…
集約で地域を維持する「コンパクトシティ」とは?
編集部ブログ民間の有識者らで構成する「人口戦略会議」は今年4月、自治体の持続可能性に関する報告書をまとめました。同会議は国立社会保障・人口問題研究所の地域別の将来推計人口をもとに、自治体ごとの20歳から39歳の若年女性の人口動向を調…
福岡・朝倉の魅力を全国へ フリーペーパーが切り開く「町おこし」の可能性
特集記事 編集部ブログ東京・日本橋で福岡県の朝倉地域の食・雑貨・陶器などを集めた物産展「THE ASAKURA NOTE DEPARTMENT」が開催されています。朝倉は県中南部に位置する自然豊かな地域で、筆者の故郷でもあります。地元の魅力が…
〈特集〉旧産炭地の現在地(1)歌志内
編集部ブログ北海道のほぼ中央に位置する歌志内市。 かつて良質な石炭の産地として発展したこの街は、国内石炭産業の斜陽化と軌を一にするように衰退しました。 最盛期に4万人を超えた人口は、2600人ほどにまで激減。今では全国で最も人口が少…
「公害の原点」水俣病 現地で募る、環境省や国への不信感
編集部ブログ「公害の原点」とされる水俣病は1日、公式確認から68年を迎えました。熊本県水俣市ではこの日に合わせて、水俣病犠牲者慰霊式が行われ、その後、伊藤信太郎環境相と患者ら8団体との懇談の場が設けられました。 筆者は、胎児性・小児…
明日で8年 被災地は記憶を刻み続ける
編集部ブログ2016年4月、震度7の地震が二度、熊本を襲いました。熊本県内では災害関連死を含めて270名以上の死者と20万棟ほどの建物が被災。雄大な自然が広がる阿蘇地方でも大きな被害がありました。 最初の大きな揺れは4月14日午後9…
四川に生きるシャンシャン、四川に生きる人びと
編集部ブログ大学のプログラムを利用し、卒業旅行として四川省・成都へ。成田空港から直通便で6時間ほど。中国の内陸部に位置します。 四川と言えば、麻婆豆腐など辛くて有名な四川料理や世界遺産の九塞溝があり、三国志で名高い蜀の劉備玄徳や諸葛…
私がいま、水俣を学ぶ理由
編集部ブログ先日、朝日新聞記者サロン「学生がいま、水俣を学ぶワケ」に学生ボランティア代表として参加し、認定NPO法人「水俣フォーラム」理事長・実川悠太さんと朝日新聞西部報道センター記者・福井万穂さんとオンラインで対談しました。その様…