ルワンダで義肢を作り続けて28年−−ルダシングワ真美さんが歩んだ道【後編】

特集記事 編集部ブログ

日本での5年間の修行を終えた真美さんは、1997年、のちに夫となるガテラさんとともにルワンダで義肢製作所を立ち上げます。 渡航前、真美さんの頭にこびりついていたのは、大虐殺で犠牲になった人々の遺体が山積みにされている映像…

現実逃避から始まった人生の転機−−ルダシングワ真美さんが歩んだ道【前編】

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みなさんは、「ルワンダ」という国を知っていますか。 アフリカ大陸の中央部に位置するルワンダは、「千の丘の国」と呼ばれるほど緑豊かな丘陵が広がる国で、マウンテンゴリラの生息地としても知られています。1994年にはジェノサイ…

芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【後編】 「文学は、文学好きだけが楽しむものだったら面白くない」

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第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…

芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【前編】 「作家になってから、加速度的に本が増えていきました」

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第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…

アパレル産業の担い手を尋ねる③身体に害のない異物「コンタミネーション」とは

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連載「アパレル産業の担い手を訪ねる」の第3回は、綿の加工後に残留する付着異物「コンタミネーション」を切り口に、日本の繊維・アパレル産業の構造を掘り下げます。   綿から糸を作るために インドのタミルナードゥ州に…

アパレル産業の担い手を尋ねる②種子栽培をめぐる問題と児童労働の現状を探る

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連載「アパレル産業の担い手を訪ねる」の第2回は、インドのテランガナ州にある都市ガドワルの綿花農家から、「オーガニックコットンをめぐる問題」と「積み残された児童労働」について考えます。   積み残された児童労働 …

アパレル産業の担い手を尋ねる①問われるファストファッション生産

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心地よい風が肌を撫でた。一面に広がるコットン農場で、背丈およそ30cmの綿の木が根元からわさわさと揺れている。耕された柔らかい土を踏みしめながら辺りを見回すと、淡く広い空の下、みずみずしい草木と赤茶色をした肥沃な土が縞模…