9月末、筆者は1300年の歴史を誇る古都・奈良を訪れました。お目当てはなんといっても大仏さま。「知慧と慈悲の光明を遍く照らし出されているほとけ」という意味を持つ盧舎那(るしゃな)仏を一目見ようと、東大寺に足を運びました。…
特集
「宿泊料は、あなたの物語」ブックホテルでサステナブルな暮らしを考えた
編集部ブログ「当ホテルは、宿泊料は頂戴しておりません。その代わりにお願いしたいのは、あなたの『大切だったけれど手放す時が来たもの』についての物語。部屋に設置されたノートに、その物語をしたためてください」。 東京都目黒区にある環境配慮…
戦後80年を迎える沖縄 石破首相へのヤジと高まる不安
編集部ブログ6月23日、太平洋戦争末期の沖縄戦における組織的戦闘が終了してから80年を迎えました。最後の激戦が繰り広げられた沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和記念公園では「沖縄県全戦没者追悼式」が営まれ、石破茂首相や衆参両院議長らが…
ルワンダで義肢を作り続けて28年−−ルダシングワ真美さんが歩んだ道【後編】
特集記事 編集部ブログ日本での5年間の修行を終えた真美さんは、1997年、のちに夫となるガテラさんとともにルワンダで義肢製作所を立ち上げます。 渡航前、真美さんの頭にこびりついていたのは、大虐殺で犠牲になった人々の遺体が山積みにされている映像…
現実逃避から始まった人生の転機−−ルダシングワ真美さんが歩んだ道【前編】
特集記事 編集部ブログみなさんは、「ルワンダ」という国を知っていますか。 アフリカ大陸の中央部に位置するルワンダは、「千の丘の国」と呼ばれるほど緑豊かな丘陵が広がる国で、マウンテンゴリラの生息地としても知られています。1994年にはジェノサイ…
芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【後編】 「文学は、文学好きだけが楽しむものだったら面白くない」
編集部ブログ第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…
芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【前編】 「作家になってから、加速度的に本が増えていきました」
編集部ブログ第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…
人だかりの先は工事現場? 「見せる復興」で賑わう首里城
編集部ブログ先日、旅行で訪れた沖縄の首里城付近を歩いていると、多くの観光客がいました。向かった先には二千円札のデザインでお馴染みの「守礼門」がありました。ただ、門をくぐった先にも多くの人々の姿が見えます。 首里城は2019年10月に…
アパレル産業の担い手を尋ねる③身体に害のない異物「コンタミネーション」とは
編集部ブログ連載「アパレル産業の担い手を訪ねる」の第3回は、綿の加工後に残留する付着異物「コンタミネーション」を切り口に、日本の繊維・アパレル産業の構造を掘り下げます。 綿から糸を作るために インドのタミルナードゥ州に…
アパレル産業の担い手を尋ねる②種子栽培をめぐる問題と児童労働の現状を探る
編集部ブログ連載「アパレル産業の担い手を訪ねる」の第2回は、インドのテランガナ州にある都市ガドワルの綿花農家から、「オーガニックコットンをめぐる問題」と「積み残された児童労働」について考えます。 積み残された児童労働 …