2020年、米国で最も権威ある文学賞とされる全米図書賞(翻訳部門)に福島県在住の作家、柳美里さんの「JR上野駅公園口」が選ばれました。作中には、福島を代表する祭事である相馬野馬追が登場します。どんな行事なのでしょうか。 …
何から手を付けていいか分からない 論文執筆の救世主
編集部ブログ大学生が避けられないこと、それは論文執筆です。文系、理系の違いや専攻を問わず、大学生活では論文の提出を求められる場面が多くあります。そして、いざ論文を書こうと意気込んでも、研究テーマが曖昧で何から手を付ければよいか分から…
世代を超えた音楽を聴いて考えた「繋がり」のかたち
編集部ブログ1日およそ3.7時間。ある会社が調査した「耳のすきま時間」(耳が空いていて何かを聴ける時間)の平均です。 筆者は無類の音楽好き。音楽配信大手スポティファイの年間視聴時間は500時間にもおよびます。 先日、自動再生機能を利…
博物館のよさ再発見 「本物」を見に行こう
編集部ブログ最近、博物館を訪れることが多くあります。学生のうちにいろいろなものを見たい、と思うのですが、移動時間やお金の面でなかなか難しいもの。貴重な資料が集まり、丁寧な説明もある博物館は一か所で様々なものが見られる穴場です。最近の…
「懲らしめ」から「立ち直り」へ 新たな刑罰、拘禁刑の導入から考えること
編集部ブログ懲役と禁錮を廃止し、拘禁刑に一本化する改正刑法が6月1日に施行されました。1907(明治40)年の刑法制定以来、新たな種類の刑罰が導入されるのは初めてです。 拘禁刑は、受刑者を刑事施設に拘置した上で、「改善更生を図るため…
“I don’t speak English.” と言わないために 英語学習の必要性
編集部ブログアメリカのトランプ大統領は、世界屈指の名門校ハーバード大学への留学生受け入れ停止を発表しました。6月6日付読売新聞朝刊は、同大学を見せしめとしたうえで、多様性重視や積極的な留学生受け入れ支援を行う一流私大、アイビーリーグ…
先鋭化する対立 「熟議」は私たちにも問われている
編集部ブログ2024年は世界的な選挙イヤーであったと同時に、分断が先鋭化した年でもあったと言える。 特にSNSを用いた戦略が確立されたことが大きいだろう。情報の質よりも人々の注目に重きを置いた、アテンションエコノミーに…
梅雨時期の六月病を風呂と笑いで撃退
編集部ブログ今月5日、日本気象協会は第5回「2025梅雨入り予想」を発表しました。8日頃の九州北部や四国に続き、各地が続々と梅雨入りするそうです。全国各地で紫陽花が見ごろを迎えるなど梅雨の訪れを感じます。 梅雨の時期になると「五月病…
芥川賞作家・鈴木結生さんに聞く【後編】 「文学は、文学好きだけが楽しむものだったら面白くない」
編集部ブログ第172回芥川賞を受賞した『ゲーテはすべてを言った』で注目を集める鈴木結生さんは、筆者の通う西南学院大学の先輩です。大学のイベントなどでかねてより交流があったことから、作品の背景や文学を愛する人として思うことについて、伺…
またも大統領を当てた忠清道 「中道」と呼ばれる理由を探る
編集部ブログ2025年6月4日、大韓民国において大統領選挙が行われ、「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が当選しました。韓国国内では、地域ごとに支持する政党が大きく分かれる傾向があり、今回の選挙でもその構図が改めて浮き彫りとな…