「暑さ」は風物詩?どう過ごす日本の夏

夏といえばやはり暑くなくっちゃ!

四季がはっきりしている日本ではこのように思う方も多いのではないでしょうか。

エルニーニョ現象の影響で今年の夏は冷夏になると予想されていましたが、一転連日厳しい暑さの日が続き今年の夏は猛暑になるのではないかといわれています。
厳しい暑さとなった26日、読売新聞の調べによると全国で1889人が熱中症で搬送されました。
夏を感じるためには暑さは不可欠ですが、暑すぎるというのも考え物です。

2020年には東京夏季五輪が行われますが、選手、観戦者ともに懸念の声は少なくないようです。
2007年に開催された世界陸上大阪大会では、男子マラソンで出場者の3分の1が途中棄権となりました。「冷房のある厩舎が必要」(日本馬術連盟)、「暑さへの強さが勝敗を左右しかねない」(日本ホッケー協会)と暑さへの対策が求められています。 (日本経済新聞)

ダイキン工業が「東京の夏の暑さ」をテーマに、東京在住の外国人100人を対象に行ったアンケート調査では、約9割が自国より暑いと回答しており原因は常に高い湿度にあるようです。真夏の東京でのスポーツ観戦に対して54%の人が自信がないと答えています。
うちわや花火大会、七夕祭りなど日本ならではの夏の過ごし方が外国人には印象的なようで、東京五輪はスポーツだけでなく日本文化の魅力を発信する良い機会になるかもしれません。

東京五輪に向けて競技施設の計画ばかりが取り沙汰されていますが、ミクロ的な視点の都市計画も進めていく必要があるのではないでしょうか。
暑さ対策のために無料の水飲み場の設置や建物外の暑さ避難場所の設置などが考えられます。日本ならではのアナログな納涼ブームのきっかけになるかもしれません。

さぁ、夏本番がやってきています。
東京五輪を通じて日本はどのような夏対策をしていくべきでしょうか?
みなさんの猛暑対策もあわせて教えてください!!

27日 讀賣新聞朝刊 32面 「熱中症 全国で1889人搬送」

ダイキン工業 『第20回 現代人の空気感調査』 http://www.daikin.co.jp/press/2014/140718/index.html

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