JR西日本が18日発表したお盆期間(8〜17日)の新幹線・在来線特急の利用客数は、304万6000人。前年同期から7%増えました。大阪・関西万博を目的とした旅行需要で山陽新幹線の乗客数が伸びたと考えられています。
筆者自身も夏のインターンに参加するために頻繁に新幹線を利用しています。筆者の車内での楽しみは「駅弁」です。
各地域でオリジナルなお弁当がありますが、私のお気に入りは塚田農場「絶品!塚だまタルタル若鶏のチキン南蛮弁当」です。甘いタレが癖になり、東京に足を運んだ際は必ず購入しています。
塚田農場「絶品!塚だまタルタル若鶏のチキン南蛮弁当」
(2025年8月9日筆者撮影)
日本の駅弁は世界でも反響を呼んでいます。今年2月、秋田県の花善などの地方の駅弁会社3社がスイス・チューリヒの鉄道駅に3週間限定で出店。開店2時間ほどで全商品が売り切れ、急遽追加の駅弁を仕込むほどの大反響でした。
鉄道旅行を彩ってくれる駅弁。諸説ありますが、その始まりは明治時代と言われています。Plenus米食文化研究所によると、日本鉄道が運営した東北線の宇都宮駅開業と同時に、駅前で旅館を営んでいた白木屋が販売を始めたという記録が残っているそうです。日本で初めて売り出されたことにちなんで、7月16日は「駅弁記念日」となっています。当時の駅弁は、ごまをまぶしたにぎりめし2個とたくあんを竹皮に包んだもので、ひとつ5銭。当そばが1杯1銭の時代で、当時の人にとっては贅沢品だったのではないかとも言われています。鉄道内での食事が禁止されるようになった時期もありましたが、鉄道網が普及する中で駅弁は全国各地に広がっていきました。
1964年に東海道新幹線が開通。高度経済成長期には旅行ブームが起き、駅弁人気ブームに火が付きました。この頃には東京や大阪などの大都市にある老舗百貨店で「駅弁大会」も開かれるようになりました。今年1月4日から22日まで京王百貨店新宿店で開催されていた「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」もこの時代、1966年から始まりました。
京王百貨店によると、大会は開催2週間で売上高6億円以上、約30万食を販売しています。駅弁調製元による実演販売と全国から運ばれてくる輸送駅弁を合わせ、北海道から九州まで会期中は約300種類の駅弁を楽しめます。駅弁が大好きな筆者も今年初めて会場に足を運びましたが、美味しそうな駅弁を前についつい買いすぎてしまいました。
進化を続ける駅弁にこれからも注目していきたいものです。
参考記事
2025年8月18日 日経新聞デジタル「JR西日本、お盆の旅客輸送7%増 大阪万博で山陽新幹線の利用好調」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF185710Y5A810C2000000/
参考Web記事
塚田農場 https://obento.tsukadanojo.jp/shop/menu/item01.html
京王百貨店 https://www.keionet.com/corp/effort/ekiben/feature_index.html
Plenus米食文化研究所 https://www.plenus.co.jp/kome-academy/bento_library/column/column02.html