ゼミナールの先生の紹介で始めた「あらたにす」。当初は何を書いたら良いのかも分からず、投稿日を迎えるのが憂鬱でした。就職活動との両立が難しく、記事を投稿できなかった日もありました。ただ、どんな時も自分の記事を読んでくださる方がいるという自信と責任が芽生えてきました。そこで、ここでは「あらたにす」を通じて生まれた素敵な出会いを紹介します。
宇治茶を学ぶイベントに参加した際に、私の一番の読者と出会いました。学生は筆者だけだったため、物珍しく思ったのか声をかけてくださいました。そこで「あらたにす」を紹介したところ、取材を快く引き受けていただけました。その方のコメントを添えて宇治茶の記事を出稿した後も筆者の記事を毎回楽しみに読んでくださいました。
記事に対する感想を送ってくださり、過度なまでに褒めてくださいます。「言葉選びが絶妙で絶品」であったり、「繊細さと大胆さを持ちあわせている」であったり。そして筆者の記事内容がその方の生活の原動力になっている部分があるようで、大変嬉しく思いました。
その方を初めとする読者のありがたみを感じた瞬間は、先月発生した「あらたにす」Webサイトのエラーです。筆者を含めた運営サイドがまだ気付いていなかった時に、その方から連絡を頂き、さっそく筆者から事務局に伝えることができました。普段から「あらたにす」を気にしてくださっている、その姿勢に感動しました。
身近な家族も筆者の記事を読んでくれています。遠距離にある父と会う際も、記事内容を踏まえた会話をすることが多く、恥ずかしさの半面嬉しさを覚えます。いつまでも「あらたにす」という名前を覚えてくれないのはどうかと思いますが(笑)。
筆者は、新年度から新聞記者となります。これからは、「あらたにす」よりも更に多くの読者の皆さんに触れることとなります。感謝されることもあれば、批判されることも勿論あると思います。ただ裏を返せば、厳しいご意見もしっかり読んでくださっているという証拠であるため真摯に受け止めていきたいと思います。
「あらたにす」での2年間の活動を通して、ジャーナリストになりたいという意欲が高まり就職活動に精が出ました。これからの仕事で不安なことや嫌なことがあったら、読んでいただいた皆さんを思い出して、私の原動力に変えていきます。2年間、ご愛読いただきありがとうございました。