人生初サッカー現地観戦 思ったより楽しかった

この夏、サッカー観戦にハマりました。テレビで見るのではなく、現地での応援に面白みを感じています。きっかけは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が夏休み期間中に開催している「スタジアム観戦キャンペーン」に当選し、今月11日、日産スタジアムでの横浜F・マリノス(横浜FM)対ヴィッセル神戸戦を見に行ったことです。生の試合を観戦したことがなく、体育の授業でしかルールを学んだことがない私が、果たして楽しむことができるのか。少し不安になりながらも足を運びました。

(筆者撮影:811日 日産スタジアムに向かう人々の様子)

(筆者撮影:811日 応援席の様子)

新横浜駅からスタジアムに向かう途中、ユニフォームを着た人と沢山目にしました。この日は親子連れが多く、ペンライトやタオルなどのグッズを持ちながら、選手について両親と熱く語っている姿を見かけました。スタジアム内に足を踏み入れた途端、一気に人の熱気が感じられる暑さとなり、手持ち扇風機が手放せない状況に。私は1階席の横浜F・マリノス側に座っていましたが、1階の約34,000席はほぼ満員、2階席も半数以上が埋まっていました。あまりの暑さに耐えきれず、近くの売店でアイスを買い、友人と涼むことにしました。このようなデザート以外にも、韓国料理やジャンクフードの店が並び、どこも長蛇の列ができていました。

(筆者撮影:811日 購入したアイス)

19時過ぎ、リズミカルな音楽と共に噴水と光の演出「トリコロールスプラッシュ」 が始まりました。横浜FMのチームカラーである青、白、赤のライトが照らされた噴水やペンライトで明るく光るスタジアムを見て、私はK-POPのライブのような雰囲気を感じました。ペンライトを振りながら、ライブがもうすぐ始まる興奮感や緊張感を味う瞬間は、どこも同じです。そうこうしている間に、各チームの選手が入場し、1933分に試合が始まりました。

(筆者撮影:8月11日 ペンライトで光るスタジアムの様子)

(筆者撮影:8月11日 噴水の様子)

サッカーの知識がないまま試合を見たので、実況するのはなんとも難しいのですが、開始直後から神戸が何度も攻勢をかけ、横浜は守備から反撃の機会をうかがいます。横浜の応援席では5つの応援歌をローテーションで歌っており、素人の私でも何度も聞いている間に覚えました。両者一歩も譲らずという形で前半は1-1の同点に。15分間の休憩を挟んで後半戦へ。横浜はゴールに迫りましたが、得点につながりません。応援席ではブーイングも聞かれるものの、選手にエールを送るべく、応援歌の声が前半より大きくなっていました。神戸に1点取られ、1-2で敗れました。

サッカー初心者兼スタジアム観戦初めての私が気づいたのは、ルールも応援歌もわからない状態で行ったとしても「意外と楽しめる」ということ。他のスポーツに比べて、ゴールが入れば1点など、初心者でもわかりやすいルールに加えて、周りの熱い応援につられて自分も声援したくなる雰囲気がとても良いなと感じました。今後は国立競技場など他のスタジアムにも足を運び、サッカーを楽しみたいなと思います。

 

関連記事:2024年8月17日付朝日新聞「日本勢は同じ相手と サッカー・ACLE」

2024年8月17日付読売新聞「ガイナーレ 普光院選手 新キャプテン=鳥取」

2024年8月18日付日経新聞「三笘薫、先制ゴール プレミアリーグ開幕」

 

参考サイト:夏休みはJリーグに遊びに行こう!キャンペーンHP