新聞の部数減少が止まりません。日本新聞協会によると、2024年の新聞発行部数は、約2700万部となりました。2000年には5300万部あったことから、その半分ほどがわずか20年あまりで姿を消したことになります。 背景にあ…
投稿者: 小林多治生
減る人口、老いるインフラ ―コンパクトシティーをめぐるジレンマ
編集部ブログ「利用者の命にも直結しかねない」。中野洋昌国土交通大臣は、2月4日の記者会見で、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に関連して、インフラの維持管理の重要性を改めて強調しました。 八潮市の事故をきっかけにインフラ整備に注目が…
フジテレビ問題から考える企業統治
編集部ブログタレントの中居正広さんをめぐる問題で、テレビメディアや芸能界が揺れています。昨年12月26日、週刊文春の報道でフジテレビの女性アナウンサーも関係していることがわかり、同社へ説明を求める声が高まりました。今回の騒動から日本…
最高裁判事国民審査制度 ―なぜ導入されたのか
編集部ブログ前回では、「世界でも珍しい」とされる国民審査制度の全体像を紹介しました。では、なぜこの制度が導入されたのかでしょうか。このことは、あまり知られていません。同制度が憲法79条に規定されていることからもわかるように、戦後の憲…
罷免求める割合30年ぶり高水準 最高裁判事国民審査制度 ―どんな制度?
編集部ブログ10月27日に投開票された衆議院選では、与党(自民党・公明党)が、選挙前の議席を大きく減らし、与野党伯仲の国会となりました。他方で、躍進した国民民主党などの中堅政党が国政の行方を左右する状況となり、来年の参議院選挙に向け…
相次ぐ学費値上がり、増す負担感 ―政府の支援は
編集部ブログ今年に入り私立大学のみならず国立・公立大学でも学費値上げの動きが広がっています。私の大学でも来年度から学費が改定され、増額されるようです。 ここ数年、肌感覚でも物価が高騰していて、大学の経営も厳しいことは理解できます。た…
電話が苦手な若者 ―変わるコミュニケーションのかたち
編集部ブログ「電話が苦手」。いきなり携帯電話に着信が来て、用件がわからないと不安に…。 若い世代の間でよく聞く声です。私も飲食店に電話で予約をする際、正確に予約が伝わっているのか、当日までドキドキしてしまいます。食べログ…
都心に多いシェアサイクル ―現状と課題は
編集部ブログスマートフォンを開いてアプリを立ち上げ、地図を見ながらポートへ。アプリから鍵を開錠。そのまま乗って目的地に。ここ数年、東京都心では自転車をレンタルできるシェアサイクルの利便性が向上し、普及が拡大しています。街中を歩いてみ…
続く薬の供給不足
編集部ブログ▪️「薬がない… 」 「在庫がないので、同じような成分の薬をお渡しします」。先日、風邪で病院を受診し、薬局で処方箋を出した時に言われた言葉です。今年3月にも同じような症状で医者にかかり、薬局へ行った際にも同様…
たち消えた「9月入学」導入案 議論はどこへ
編集部ブログ大学入学共通テストの出願が25日に始まりました。来年1月18、19日に実施されます。科目として新たに「情報」が加わり、国立大学の志願者は6教科8科目の受験が基本となります。 受験の天王山と呼ばれる夏休みが終わり、本格的な…