「旦那さんが家事をあまりしてくれないから、子供を持つ余裕がない」…なんて女性の声が聞こえて来そうです。国立社会保障・人工問題研究所が8日に公表した全国家庭動向調査で、女性の家事の負担が依然として大きいという実態が判明しました。
調査によると、妻がフルタイムで働く世帯で、夫の家事の分担割合がゼロの家庭は13.7%(前回08年調査 16.0%からは減)。家事に参加するものの、負担が1割以下の家庭は30.0%。専業主婦の世帯では23.0%の夫が家事をしていないそうです。
家事を「ほとんどしない」と答えた世帯では、「今後、子供を持つ予定があるか」という問いにたいして「ある」と答えたのは48.1%にとどまりました。これは、家事を「よくする」家庭の70.4%に比べるととても低いことがわかります。
世の中の旦那さん、やっぱり家事をしたくないですか?奥さんにしてほしいと思いますか?
しかし、旦那さんばかり責めるわけにはいかないと思います。先日テレビ番組で、“夫の家事の仕方に不満がある”奥さんの特集をおこなっていました。「マイルール」が出やすい家事では、こういう奥さん側の不満を感じ、なかかなか家事を手伝う事が出来ない人も多いのではないでしょうか?「せっかく手伝ったのに文句を言われた…」なんて声も聞こえて来そうです。
結婚している方だけでなく、学生のみなさんにもお聞きします。奥さん、お母さんなど、誰かの家事を手伝っていますか?料理は任せるけど、お皿洗いはする、など、分担していますか?その分担はどうやって決めましたか?たくさんのコメント、お待ちしています。
9日朝日新聞(東京・14版)(38・社会面)『夫の7人に1人 家事ゼロ 妻フルタイムでも… 家庭動向調査』